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洋楽 UK
パンクロック
アーティスト
Cockney Rejects
アルバム 個人的満足度
Greatest Hits, Vol. 1
曲目リスト
1. I'm Not a Fool
2. Headbanger
3. Bad Man
4. Fighting in the Street
5. Shitter
6. Here They Come Again
7. Join the Rejects
8. East End
9. New Song
10. Police Car
11. Someone Like You
12. They're Gonna Put Me Away
13. Are You Ready to Ruck
14. Where the Hell Is Babylon
15. I'm Forever Blowing Bubbles
16. West Side Boys
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★★★★★★★★★★ |
| オリジナル・リリースは1980年の1STアルバム。上記は後にリリースされたリミテッド・エディション。プロデュースはSHAM
69のジミー・パーシー。
パンクを音楽的に語ることは実はあまりしたくないのだが、パンクとは初期衝動とビートが命の音楽であると私は強く思っている。本作がリリースされた頃はパンクの多角化が進んでおり、時代はビートを重んじるパンクを見捨て、ニューウェイヴへと走っていた。
しかし、嫌な言い方だが古き良きビート・パンクをこの上なく体現していたバンドがいた。パンクロックを聴いている人で知らない人はいないであろうCockney
Rejectsである。
ロンドンっ子の廃棄物と名乗るそのバンドは貧民街であるイースト・ロンドン出身で79年に結成された。主要メンバーはミドル・ティーンでまさに若気の至り、黄色のジャケ・アートもパンクそのものである。
その音楽性はメンバーの口癖からOiパンクと呼ばれたが、そんなことは関係ない。これは単なるパンクロックであり、それ以上でもそれ以下でもない。
かってはテクニカルなハードロックを目指した時期もあったようだが、その挫折によりこの素晴らしい音楽は生み出された。挫折が真なる開き直りを生み、パンクとは、いやロックとは開き直りの音楽だ。
シンプルなギターリフ、ポップでキャッチーなのにどこか陰のあるメロディ、心地よいビート、ワーキング・クラスのたくましさが生む力強きコーラス、短すぎる曲時間、「俺は馬鹿じゃねえ!!」と歌う日常的な歌詞。どれもこれも素敵過ぎてもうこれ以上の言葉が出てこない。
楽曲は全曲名曲で決定だが、その中で3. Bad Man はパンク・バイヴルに載せたい超名曲だ。
今、聴いても少しも色あせることはない珠玉の名曲が詰まった未だ色あせぬ名盤。その地において偽りではない等身大のメッセージをパンクに託した彼らの姿はなんと美しいことか。そう、Cockney
Rejectsとは、はきだまりに咲いた一輪の華だったのだ。
2007.11.12 |
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Greatest Hits, Vol. 2

曲目リスト
1. War on the Terraces
2. In the Underworld
3. Oi Oi Oi
4. Hate of the City
5. With the Boys (On Tour)
6. Urban Guerilla
7. Rocker
8. Greatest Cockney Rip Off
9. Sitting in a Cell (With You)
10. On the Waterfront
11. We Can Do Anything
12. It's Alright
13. Subculture
14. Blockbuster
15. I'm Forever Blowing Bubbles [*]
16. West Side Boys [*]
17. 15 Nights [*]
18. We Are the Firm [*]
19. Here We Go Again [*]
20. Greatest Cockney Rip Off [BBC Session][*]
21. 15 Nights [BBC Session][*]
22. I Wanna Be a Star [BBC Session][*]
23. Blockbuster [BBC Session][*]
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★★★★★★★★★★ |
| 1980年リリースの2NDフルレンス。国内盤はボーナストラック付き。
Oiパンクという呼称の直接的要因となった名曲3.
Oi Oi Oi を含む2枚目のアルバムで全パンクス必聴、彼らの最高傑作と挙げられることの多い作品だ。
詳しい音楽性を書くのも馬鹿らしいが、いわゆるOiパンクと呼ばれるキャッチーでエネルギッシュなコーラスを大々的にフィーチュアしたパンクロック・サウンドをここでも展開。言わずもがな前作とその空気、雰囲気、方向性はほとんど変わらず。
もちろん、2枚目ということでヴォーカルの歌唱力やバックの演奏力のちょっとした向上も見られるし、サウンド・プロダクションも前作と比べればちょっとはマシ。ハードロッキンなフレーズやギターソロなんかも若干増えた印象を受けるし、バンドの成長も少なからず見て取れる。
なーんてこんな比較自体が意味無いんだよな。本物のパンク、もといロックの場合は。
明朗というには陰がありすぎるポップなメロディは滲み出てるし、明らかに教養の無さそうなヴォーカル、フットボールの応援ノリのアホなコーラス、破天荒なビート。全体をしっとりと包み込むやりきれない倦怠感もたまらないし、パンク・ロックの魅力ここに極めりだ。
ただ、元々速い曲をやらない(できないのか)バンドだったのだが、テンポがもっと落ち着いて大人びた印象も受ける。よくよく聴いてみればヴォーカルだって青さしかなかった歌唱だった前作からすると、かなり芯が通った歌い方をしているし(一般的見解すると十分勢い先行なのだが)。
そういった純粋たる性急感の減退に若干の不満と前作の奇跡的な楽曲の良さと比べると若干の曲ムラも感じないわけでは無いといった理由から個人的には前作の方が好きかなという結論に至った次第だ。
それでも前述した「比較自体が無駄」な圧倒的なパンキッシュ・エナジー、さらにはジャケ・アートそのまんまの狂騒パンク・ロックに胸のドキドキが高まらない訳がないし、Oiパンク・ムーヴメントの先駆者たるスピリッツにいつまでも興奮させられるのである。
2007.11.13 |
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グレイテスト・ヒッツ Vol.3 ライヴ&ラウド!

曲目リスト
1. Rocker
2. Bad Man
3. I'm Not a Fool
4. On the Waterfront
5. On the Run
6. Hate of the City
7. Easy Life
8. War on the Terraces
9. Fighting in the Streets
10. Greatest Cockney Rip Off
11. Join the Rejects
12. Police Car
13. East End
14. Motorhead
15. Hang 'Em High [*]
16. In the Underworld [*] |
★★★★★★★★★★ |
| 1981年にEMIアビィロード・スタジオで録音されたライブアルバム。国内盤はアルバム未収録のボーナス2曲プラス、ライナー&歌詞掲載のブックレット付きで日本語ライナーはSHIT-FACEDかずう氏。
さて、おなじみGreatest Hitsシリーズ3作目はライブアルバム。冒頭にもあるように1981年にEMIアビィロード・スタジオで録音された音源で、この手のライブアルバムにしては音質はかなり良好な方である。
私も大好きな名曲2. Bad Man のライブ・ヴァージョンも聴けるし、ボリューム感たっぷり。他の楽曲もオリジナル・アルバム以上にラフな演奏で、ホット&パンキッシュ。けたたましくもやさぐれた彼らの全盛期とあの頃の空気を味わうには最適な音源である。
ちなみに14. Motorhead はもちろんMotorheadの微笑ましいカヴァー。後にハードロック化してファンを落胆させる彼らだが、この素敵過ぎるカヴァーがその片鱗だったというのはMotorhead信者としては複雑な気分ではある。
まあトータル・バランスで見て選曲は悪くはないが、入門用になるかといったら疑問で、どちらかというと熱心なファン向け。というわけで入門用としては初期2作をお薦めするが、パンクのありのままの姿を銀盤に焼き付けた問答無用の好ライブ盤だ
2007.11.13 |
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Greatest Hits, Vol. 4
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★★★★★★★★★★ |
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Unforgiven
(TOWER.JP) 
曲目リスト
1. Cockney Reject
2. Come See Me
3. It's Alright Bruv
4. Fists of Fury
5. (The Ballad of) Big Time Charlie
6. Unforgiven
7. Useless Generation
8. Wish You Were'nt Here
9. I'm Forever Blowing Bubbles
10. Gonna Make You A Star
11. Stick 2 Your Guns
12. (I Don't Want To) Fight No More |
★★★★★★★★★★ |
| かってはハードロック化し、迷走を極めたこのバンドも解散、再結成を繰り返しながらもオリジナルメンバーJEFF
TURNER(VO.)とMICK GEGGUS(G)を中心として活動を続けていたようだ。
そして、ついに2007年待望のニューアルバムがドロップされた。本音を言えば低迷期のアルバムを聴いていない身としては久しぶりに彼らの音に向かい合う訳でいささか不安もあった。
しかし、その思いはリーダートラックの1. Cockney Reject
を聴いてものの見事に吹っ飛ばされた。どこから来るのかこのエネルギーは!?とんでもないアルバムをこさえてきやがった。
おっと、取り乱してしまって申し訳ない。本作はWEST HAMフットボール・クラブ・アンセムにしてREJECTS最大のヒット曲「BUBBLES」のNEWバージョンを含む、8枚目のオリジナル・アルバムだ。
サウンド・プロダクションやシンセサイザーなどのアレンジにより、若干のモダン化はそれなりに進んでいるが、その音楽性はまあOiパンクとあえて断言してしまおう。いやいや、待てよ、メロディの質感はパワーポップに近いものがあるし、AC/DCばりにエキサイトするロックンロールと言ってしまっていいのでは。
ポップでメロディアスではあるが、メロコアのそれとは違うピュア・パンクロックの味わい深さが良いし、全編ミドル〜アップテンポで落ち着いた作りで渋く感じるかもしれないが、パンク由来の性急感に頼らずとも練られた楽曲がなんとも熱くて美味しい。
曲名からして気合みなぎる1. Cockney Reject
、初期THE CLASH風味のメロディが光る3.
It's Alright Bruv 、Angelic Upstartsがフラッシュ・バックする泣きを誘う合唱バラード6.
Unforgiven といったような名曲を揃えつつ、その脇を固める楽曲も軒並みクオリティが高い。
ラモーンポップな2. Come See Me 、AC/DCを彷彿させるリフメロを放つ4.
Fists of Fury 、力強いコーラスが大地を揺らす7.
Useless Generation 、SHAM 69丸出しな9.
I'm Forever Blowing Bubbles 、メロウな12.
(I Don't Want To) Fight No More といった良曲も見逃せない。
Jeffの声もまだまだ若いし、Mickもこんなに良いメロが描けるなんて知らなんだ。何よりも昔の名前でやってます感が無い、この楽曲の充実ぶりはどうよ!!こりゃこのアルバム引っさげて来日するしかないわ。頼むよ、日本のプロモーターの皆様!!
2007.11.14 |
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