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洋楽 US

スクリーモ 

アーティスト

My Chemical Romance

アルバム         個人的満足度     

 I Brought You My Bullets You Brought Me Your Love

 

★★★★★★★★★★

 ThursdayのGeoff Rickly(Vo)に見出され、その彼のプロデュースによって製作されたファーストアルバム。

 次回作で大セールスをあげる彼らですが、ここではダークなゴス色が強調された初期衝動あふれる作品になっている。

 パンク譲りの疾走感、コンパクトな楽曲に、女々しいこといってそうな悲痛なボーカル、ヒステリックにかきならされるギターなど、意外に混沌としたスクリーモ。

 ボーカル、演奏、サウンドプロダクション、楽曲のばらつきなど細かい問題を挙げればきりはない。

 前述したようにコンパクトな楽曲なおかげでアルバム一枚聴きとおすには苦にならないのが長所だろうか。

 なにはともあれ発展途上ながら#6の甘酸っぱさなど後にみれるポップセンスは健在。

 彼らの荒々しい原点を熱心なファンの方はのぞいてみてもいいかもしれない。

 

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 ライフ・オン・ザ・マーダー・シーン(DVD付)

 Three Cheers for Sweet Revenge

 

★★★★★★★★★★

 ゼブラヘッド、フーバスタンク、P.O.D.を手がけたハワード・ベンソンをプロデューサーに迎え、製作されたセカンドアルバム。

 彼らのメジャーデビュー作となった本作は全米100万枚という恐ろしいセールスを記録。

 やってることは前作と変わりないが、ダークかつゴスなテイストは後退し、キャッチーな合唱コーラスを強化するというスクリーモとしてのレベルアップを図っている。

 若さにまかせてのアグレッションをみせていたジェラルドのボーカルもバックの演奏も確実に進化している。

 混沌とした空気が整理されてかなり聴きやすくなっています。

 それにしてもこの人たちはスロースターターなのか?

 楽曲は中盤以降に質、テンションともにアップしていく。

 やはり、難点をあげるとしたらシングル#5以外の楽曲のクオリティにばらつきがあるということか。

 

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 ザ・ブラック・パレード(初回限定盤)

 The Black Parade

 

★★★★★★★★★★

  グリーン・デイでお馴染みのロブ・カヴァロをプロデューサーに迎え、製作されたサードアルバム。

 「病院の患者が死に迎えられ、死は彼のもとにパレードとなってやってくる」というコンセプトに基づいて構築されたアルバム。

 キラーチューンであるシングル#5のプロモでみられるように前作で後ろにひっこんでいたゴス色がルックス、サウンドに現れている。

 Queenの「A Night At The Opera」,Pink Floydの「The Wall」,Beatlesの「Sgt Pep-Pers Lonely Hearts Club Band」

 という作品3枚からインスピレーションをうけたそうで、ピアノ、アコースティックギターを駆使した大仰な作風が特徴的でいかにも各音楽メディアがすきそうな代物。

 今までの彼らと言えばアルバム後半に進むにつれて、テンションを上げていくという印象を持っていた。

 しかし、本作はコンセプトアルバムだということも影響しているのか、中盤以降はテンポを落とした落ち着いた作り。

 なんにせよ前作のI'm Not OK (I Promise) の印象が強すぎて、他の楽曲がかすむということはあったが、本作はキラーであるWelcome To The Black Paradeを筆頭にたくましくなった音像でアルバムトータルとしても良質だ。

 それにしても(あ、デジャブ)またシングルを5曲目にもってきているが、一番自信のある曲はここって決めているのだろうか?

 ちなみに国内盤のプロモビデオはBalzacなみの骨スーツでインパクト抜群なので、一見の価値あり。

 

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