| フロリダ州オーランド出身の2002年結成の5人組スクリーモバンドによる1STフルレンス
ニュースクールなスクリーモというよりはMaeなどビューティフルエモの流れをくむポップでメロディアスな産業型歌モノタイプだといえる。
残念ながら一聴して個性が....ないとわかる。メタリックなソリッドを帯びたリフを絡ませながらも、ソフトでエモーショナルで泣きを帯びたメロディは沈み込むようなディープさを演出している。
そこに乗るのはナルシストがやや入ったハイトーンボーカル。
そのボーカルがたまに声を裏返しながら歌メロをなぞっていく。
絶叫コーラスを排除し、終始「歌」としての洗練に洗練を重ねる姿は最近のスクリーモ勢にはないものかもしれない。
典型的な王道美エモをセオリー通りなぞり高品質に仕上げるという手法はぶっちゃけ飽き飽きもしてくるかもしれない。
しかし、最近まれに見る素朴なスタイルと歌の数々は確かに聴きこみに値するくらいまでにはクオリティがキープされていることも確かである。
地味で押しの弱さは感じるものの、歌モノとしての機能美を磨きあげ、聴き所はしっかりおさえて作っているのには好感が持てる。
ただ、#7以降、後半やっぱりマンネリになるのがきつい。
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