フルレンス
The Inevitability of a Strange World
1STフルレンス
EPのクオリティの高さから相当の注目を集めたであろう彼ら。
本作は初のフルアルバムである。
80年代ハードロックやメタルのダイナミズム、パンクのキャッチーさ、エモの泣きその他もろもろ好きなこと全部入れちゃおうノリな産業ロックはアルバムでも健在。
さらにそれを高いバランスで融合してスマートに吐き出す演奏力やポップセンスがのきなみ高いのだからタチが悪い。
初のフルレンスであるのにも関わらずハードロック愛をギュッと濃縮した楽曲をダダダと連射するさまは、本当にセンスあるね。
ただ、もう聴いててアルバム途中でお腹いっぱいになっちゃうんだよね、詰め込みすぎの練りすぎで。
もうわかったよってなっちゃうんだよね。
そういう小言をぶっとばす強烈なキラーチューンがないしなあ。
まあ結局クオリティ自体は高いのでDrive-Thru愛好家の方はチェックして損はないかと。
----------------------------------------------------
EP
A Writer's Reference
Drive-Thruが送り出すカリフォルニアのバンドのデビューEP
またまたDrive-Thruから現る脅威の新人である。
だからといってNew Found Gloryのようなバブルガムパンクバンドではない。
目をつけたのは80年代ハードロック。
最近はメタルがかっこいいと言えるような時代になったからこういうバンドが現われてきたらしい。
とにかく内容は80’sHR/HMやパンクのエッセンスを加えたポップかつキャッチーな歌ものロック。
終盤2曲はアコースティック曲で占めている。
時には泣きメロやギターソロを交え、高い水準でまとめているのだから、なるほどこりゃセンスは良い。
#2-#4の流れとかなかなか気持ちよいと思うし。
メタルキッズやパンクキッズを虜にしたというのもあながち嘘ではなかろう。
ただ、ここまで雑多な音楽性をスマートにまとめられる優等生ぶりがどうも鼻につくんだよなあ。
とりあえずクオリティは高いので興味を持った方は是非ご賞味あれ。