| ミシガン州出身のキーボードを含む6人組による1STフルレンス。国内盤にはライブを収めたDVDが付属
某B誌では「この手の音はもう聞き飽きた」と77点と言う中途半端な点数を頂いていた本作だが、これいいじゃない!
音楽性を一言で言ってしまえばクラシカルプログレスクリーモ。
ピアノやキーボードを駆使した時にクラシカルなメロ使いや、めぐるましく表情を変えまくるカオティックな演奏がキモ。
ボーカルもハイトーンでメロディをなぞり、情緒の使い分け、浮き沈みが上手く、コーラスのスクリームもタイミングが良い。
そして、なにより素晴らしいのがデビュー作とは思えない楽曲の完成度である。
荘厳なイントロに始まり、キラーチューン#2につながった後、捨て曲がない。
スクリーモバンドはムラばかり目立つ場合が多いが、欠点らしい欠点が見当たらないし、ラストトラックまで高い水準にまとまっている。
スクリーモファンはいわずもがな、シンフォニックブラックメタル好きの方とかにもおすすめできそう。
とりあえず流行りものと切り捨てさえしなければ、かなりセンスのあるバンドだ。
久しぶりにスクリーモバンドで次回作が期待できる逸材が現われたな。
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