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洋楽 US

スクリーモ メタルコア 

アーティスト

Cave In

Stephen Brodsky: guitar, vocals
John-Robert Connors: drums
Adam McGrath: guitar
Caleb Scofield: bass

フルレンス

 

   アルバム              個人的満足度      


"Until Your Heart Stops"
2XLP/CD
(Hydra Head, 1998)

 Until Your Heart Stops

 

★★★★★★★★★

 1998年リリースの1STフルレンス

 後にメロディアスで味わい深いロックサウンドへと転進する彼らだが、ここにあるのは初期衝動にまみれたカオティックハードコア。

 同郷のConvergeの複雑な曲展開と、長めの展開の曲にはIsisの闇の向こうに煌く幽玄美を持ち、一言で言えば変態。

 変態の極み。

 コロコロと表情を変えつつ、後に見える浮遊感あふれるメロディも顔をだすが、絶叫しまくりのボーカルにやわい印象を抱けない。

 ハードコアとしてのCave Inならまちがいなく本作だ。

 

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"Jupiter"
LP/CD
(Hydra Head, 2000)

 Jupiter


★★★★★★★★★

 2NDフルレンス

 サプライズでは次回作「Antenna 」の比ではないが、明らかな方向転換が見える。

 宇宙空間を思わせる浮遊感あふれるメロディを前面に押し出し、絶叫を抑えメロディをなぞるボーカルはファンの間では賛否両論だったと思う。

 言ってみればConvergeよりカオティックハードコアサウンドからIsis寄りのドゥーミーな味わいになったという感じ。

 初めて聴くとさすがに戸惑うし、初期のファンをだまらせるほどの説得力はまだない。

 ただ、次回作につながる重要作品として評価できる。

 

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 アンテナ

 

★★★★★★★★★★

 RCAへ移籍し、メジャーデビュー作となった3RDフルレンス

 前作「Jupiter」でより深く音楽世界を構築した彼らだが、ここにきてその極致とも呼べる作品を作り上げてきた。

 緻密に練られた複雑な曲展開が徐々に、ドラマティックに盛り上がっていく様はスケールの大きさを感じさせる。

 初期のファンは前作以上に戸惑う「問題作」であると思う。一聴しただけでは真価がわからない難解なアルバム。

 私は「考えすぎ、練りこみすぎ」の印象を抱いてしまい、少々とっつきづらいと思ってしまった。

 元々こういう沈美系が苦手なこともあるので先入観のないほかの趣味の方ならもっとまっとうな評価をくだせると思う。

 

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 Perfect Pitch Black

 

★★★★★★★★★★

 ハイドラ・ヘッドへレーベルを戻しりりーすされた4THフルレンス

 「Antenna 」は好こうが嫌おうが間違いなく「問題作」だった。

 私は初期衝動丸出しのカオティックハードコアの傑作である「Until Your Heart Stops」がバンドの最高傑作であると思う。

 「Antenna 」も駄作ではないと思っている。

 ただ、わからないだけ。

 元々大仰に展開するプログレッシブなものは苦手で、「Antenna 」の圧倒的なまでの音像のわかりにくさがきつい。

 Convergeにはハードコアのわかりやすい攻撃性があり、Isisにはわかりやすい絶望がある。

 もちろん、両バンドと比べてどうのこうのなんてナンセンスだが、やはりロックとしての面白さはいじり過ぎないナチュラルなものにあると思う。

 さらには「Antenna 」は印象に残るが、印象に残る曲がなかった。

 ただ、それだけだった。

 さて、本作の内容だが、若干ファン離れが起きた模様があるせいが、スクリームも復活し、少々の原点回帰が見える。

 ミドルテンポ主体というのも最近の彼らの苦手なところだったが、アップテンポに攻める未来的ロックンロールチューンであるタイトル曲がなかなかかっこいい。

 ちまたではデスメタルっぽいとの声もあるようで、デスヴォイスに接近したボーカルとクリーンボーカルの絡みは最近のスクリーモに通じるものがあると思う。

 変則的なリフやメロディを刻むところは相変わらずだが、曲調はややストレートになり個人的には「Antenna 」より聴きやすい。

 とはいっても音像は相変わらず捉えづらいし、彼らの孤高なまでのこだわりは不変。

 良くも悪くもトリッキーなアルバムだ。

 

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その他

 Beyond Hypothermia

 

★★★★★★★★★★

 1stアルバム発売以前にリリースしていたシングルやスプリット盤の収録曲を集め、一部再レコーディングを施したコンピレーション盤

 ファーストのファンにはたまらないギラギラとした邪気はメジャーに収まりきらない暴走っぷり。

 メタリックな質感が強く、絶叫しまくりのボーカルといい、デスメタルをはじめとするエクストリームメタルへの傾倒が強い。

 SlayerやらConvergeやらをぶっこんでかき混ぜたような音は最近の彼らにはない初期衝動そのもの。

 

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 エピセンター

 

★★★★★★★★★★

 RCAでリリースされたEP

 

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 タイズ・オブ・トゥモロウ

 

★★★★★★★★★★

 RCAでリリースされたEP

  メジャーに移籍してからもEPを2枚出すとは、本当に製作意欲あふれるバンドだ。

 何はともあれ内容のほうは「Jupiter」〜「Antenna 」の流れをくむメロディアスなもので若干歌もの的な雰囲気を漂わせている。

 とはいってもが曲のとっつきづらいほどの難解さは相変わらずだし、思わずはっとする展開はEPとは思えないほど充実している。

 

 

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