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洋楽 US

スクリーモ メタルコア 

アーティスト

Bled

フルレンス

 

   アルバム               個人的満足度               

 Pass the Flask

 パス・ザ・フラスク

 

★★★★★★★★★★

 アリゾナ州タスコン出身の5人組の1STフルレンス

 CONVERGE, REFUSED、RADIOHEADに影響を受けたというこのバンド。

 持つのはCONVERGE, REFUSED両バンドの変態的混沌性、RADIOHEADの繊細さ。

 まあ影響が上手い具合に感じられて微笑ましい感じ。

 沈美さをともなったメロディに渦を巻くような情念を撒き散らす絶叫ボーカルの絡みは中々秀逸で、これは大型新人というのも頷ける。

 CONVERGEのヤコブ・バノンに迫らんとばかりの勢いがあるボーカルのぶちぎれっぷりもカオティックさに拍車をかけていてなんともいいではないですか。

 もうひとつキャッチーさにかける楽曲の練りこみ、前述したバンド群のフォロワーの脱却が加わればこのバンドならではのカラーが確立できるはず。

 

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 Found in the Flood

ファウンド・イン・ザ・フラッド

 

★★★★★★★★★★

 JIMMEY EAT WORLD、BLINK 182、MIDTOWN他を手掛けた名プロデューサー、マーク・トロンビーノをプロデューサーに迎えてリリースされたVagrant移籍作。

 ちなみに2NDフルレンス。

 マーク・トロンビーノはエモ界隈ではトップクラスの名プロデューサーとして名を馳せるが、このバンドには合わなかったのではないだろうか?

 相変わらずスクリームするボーカルにしろ、カオティックに爆ぜるバンドサウンドにしろ、どこかソフトで角がとれたかのように丸い。

 これが巷ではスクリームしているのに聴き易いとか言われている始末。

 一定の場所に収まりつかないカオティックな空気と血管がぶちぎれんばかりのテンション。

 それがそぎ落とされてしまっている。「聴きやすさ」の代わりに失ってしまったのはそういうバンドの最大の武器だったのではないだろうか。

 メロコアにスクリームがのっかっているようなサウンドとは言いすぎかもしれないが、そのくらいのテンションの減退を感じてしまう。

 もちろん、マーク・トロンビーノのせいばかりではないと思うが、少しばかり優等生風に小さくまとまってしまった気がしてならない。

 ただ、劇的な展開で魅せるこのバンドの異端児的空気を漂わせている個性はいまだ健在。

 洗練性と聴きやすさをもっていると前向きに考えればよく出来た作品ではあると思う。

 

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