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洋楽 カナダ

スクリーモ 

アーティスト

Alexisonfire

 

 

  アルバム               個人的満足度             

 Alexisonfire

 

★★★★★★★★★★   カナダ産スクリーモバンド、アレクサスオンファイアのデビューアルバム。

 自ら声高々にスクリーモと名乗る潔い連中です。内容も徹頭徹尾スクリーモ。

 最大の特徴はカナダ出身ならではの叙情メロディ。

 #3から始まる叙情派ナンバーの流れなんてえらく沈美で、ドラマティックだ。

 ミドルテンポにスクリームがのっかるということでニュースクールな曲調ではあるが、その湿ったメロディがメタルコアと呼ばせない。

 ハードコアのアグレッション、アイアンメイデンゆかりの劇的メタルからの叙情性にカナダの冷涼な空気がブレンディングされた味わいはなかなかのもの。

 なぜかメロディはアルバムの後半に進むにつれてウェットになっていき、なにげにアルバムトータルでみても結構力作だと思う。

 まあ、ボーカルの圧力、表現力は弱い、未熟という弱点はあるが、叙情派メタラーは手を出してみてはどうだろうか?

 

 

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 Watch Out!

 

★★★★★★★★★★   セカンドアルバム。

 ベースをSteele を交代して2004年にリリース。

 前作ではボーカルの弱さ、楽曲のもうひとつのインパクトの欠如で2流、3流の雰囲気は否めなかったが、#1の合唱メロディにみられるようにロックとしてのダイナミクスが格段にアップしており、かなりの大物感を漂している。

 問題だったボーカルのスクリームの激情性、クリーンボーカルの絡ませ方も上手くなり、歌ものスクリーモとして、より楽曲のフックを強化することに成功している。

 ただ、前作にあったウェットかつ繊細なメロディは影を潜めていて、そのぶんエモエモしさが後退している。

 さらに曲調が整理された分、混沌とした空気が薄まってしまったのが残念と言えば残念か。

 しかし、わかりやすさ、聴きやすさはアップしたし、まさに一皮むけた作品といえる。

 

 

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 Crisis

 

★★★★★★★★★★   サードアルバム。

 しょっぱな彼らには珍しいアップテンポのチューンで始まり、そのテンションの高さは過去最高ではないだろうか。

 初期に比べると格段によくなったサウンドプロダクションや声を張り上げるボーカルに十分なメジャー感を感じる。

 まどろむのに最適だった湿気を帯びたメロディはここにきて更に減退した印象を受けるが、より熱いスクリームと清涼なクリーンボーカルの絡ませ方が絶妙でなかなかツボをついてくる。

 In Flamesがエモ化したかのような#5のような強力なナンバーもそろえ、そろそろ一流バンドの仲間入りを果たしてもよさそうな力作である。

 

 

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