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洋楽 北欧

ロックンロール 

アーティスト

 Hellacopters

 

 

フルレンス

 

    アルバム               個人的満足度              

 Supershitty to the Max!

 

★★★★★★★★★  96年リリースのデビュー作。いまや北欧ロックンロールバンドの代表格として名高い彼らのデビュー作はこれまたなんとも最高のロックンロール。たとえばMotorheadのアルバムを語る際に本来ならただ一言。「ロックンロール」だの賛辞を送ればいいと同じこと。初期衝動とスピードに任せたロックンロールはガレージィかつパンキッシュ。ここにあるのはMotorheadだとかAC/DCだとかStoogesだとかいうのは専門家に任せて、我々はただこの爆音に身をゆだねればいいだけなのです。
 

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 Payin' the Dues

 

★★★★★★★★★★  98年リリースの2NDアルバム。間違いなく初期の彼らの最高傑作だと個人的に思います。より洗練が進む次回作以降もいいですが、やはり彼らの本質は洗練二の次、ガレージチックなパンキッシュロックンロール。それだけ言ってしまえば前作と同じじゃないかと思われるでしょうが、本作は単純にロックンロールとしての楽曲が良質なのです。リフ、メロディ、ソロワークが絶品で、キメルところはしっかりキメルところは彼らをただの「非洗練」だけのロックンロールバンドと言わせないのがキモなのです。特に中盤以降のかっこよさは半端じゃなし。最高にぶっとんだロックンロールが聞きたければとりあえず初期2作をくらっておきましょう。
 

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 Grande Rock

 

★★★★★★★★★★   前作でニッケは ENTOMBED を脱退し、このバンドに専念。一方ドレゲンは BACK YARD BABIES に専念すべくバンドを離脱し、後任には A-BOMBS の チャック・パウンダー を迎え、99年にリリースされた3rdアルバム。

 このバンドがどんどんレイドバックし、洗練化、深化が進むことはファンなら誰もが承知のことですが、それが始まってきたアルバム、それが本作である。全体的にスピードとテンションを落とした楽曲群は初期の荒くれ爆走度を期待すると、肩透かしをくらいます。もちろん、この渋い作風を駄作だなんて口が裂けてもいえないほど、味のあるロックンロールだし、ミドルテンポの楽曲にはMotorheadのやさぐれ感を感じるし、初期のはっちゃけた勢いこそないもののちゃんとハイスピードチューンだってあるし。

 とまあかなりレベルの高い作品ですが、より洗練され個々の楽曲が一本立ちしてくる次回作以降に比べると、いわゆる過渡期、つなぎのアルバムという印象がある地味なアルバムという感じです。かといってスルーするほどの弱いもんじゃないってことは承知の上でお願いします。

 

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 High Visibility

 

★★★★★★★★★★   スェーデンのストックホルム 「ポーラー・スタジオ」 で、プロデューサーに SATOR の チップスK を迎えての製作された4thアルバム。ちなみにメジャーデビュー作。

 恐らく、前作を飛ばしてこれを聞いた人はオープニングのメロディアスなイントロに驚くことでしょう。前作の渋ロック路線をさらに推し進めた作風です。前作で味付け程度だったピアノなどもかなり前面に出ていて、個人的にはNew York Dollsなんかを思い出したりもしました。ただ、パンキッシュとは程遠いし、スピードチューンも今までの初期衝動に任せてぶっとばすような勢いは影を潜めています。正直、最初聞いたときはやっぱりこの人たちは初期だよなあ、なんて思ったりしたのは事実です。しかし、初期2作をずっと繰り返しやられるのもなんとも微妙だし、このアルバムの粒の揃った楽曲群はやっぱり彼らならではのロックンロール。

 個人的満足度ですが、彼らの哀愁ナンバーに魅力を求めると言うならあと星1つ、2つあげてもいい出来でしょう。

 

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 バイ・ザ・グレイス・オブ・ゴッド

 By the Grace of God

 

★★★★★★★★★★  2002年リリースの5thアルバム。より渋い哀愁ロックロール路線に転向してからの最高傑作だと思います。個人的には正直、『GRANDE ROCK』 はやや地味、『HIGH VISIBILITY』は粒ぞろいだが突き抜けた感がないというイメージをぬぐえませんでしたが、本作はほぼ哀愁路線に徹している分、楽曲のアッパー感もアップしていると思います。いつの間にか正式加入していたボバ・フェットのピアノも前作以上に前へ前へとでまくっていて、ぶっとばすギターが武器だったバンドというよりはピアノの絡みが武器なんじゃないかと思うほどです。爆走チューンなどもう消えていますが、"Rainy Days Revisited"に代表されるメロディアスな楽曲が完璧に確立されてきたおかげで、この路線に本当の愛着が持てるようになってきました。
 

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 ロックン・ロール・イズ・デッド(DVD付)

 

 

★★★★★★★★★★  

 ハイヴスのハウリン・アームクヴィストがゲスト参加(個人的にはどうでもいいわなあ)。 ヨーロッパで限定盤として発売されていたボーナスDVD付きの2枚組盤。DVDにはレコーディング風景を約25分収録。2006年にリリースされた6thフルレンス。

 前作がめちゃくちゃウェットで哀愁に満ちたロックンロール路線の完全なる確立であったのに対し、本作はまた路線変更したかのようなイメージを与える。いや、確かにベースは、『GRANDE ROCK』 以降の哀愁ロックンロール路線だが、オープニングのチャック・ベリー風イントロに代表されるレイドバックが更に進んでいるのです。哀愁メロの質もなんだか前作のものとは違っていて、"Rainy Days Revisited"のような強烈なものを期待するとまたもや肩透かし。キラーチューンがない、とも一部では言われていて(個人的には後期の彼らにはキラーチューンはないと思う「一聴して引き込まれると言う意味で」)、確かにそれはあると思います。

 ソウルフルな作風で普遍的なロックンロールとして水準以上の出来であることは間違いないし、個人的には前作と雰囲気がちがうぶん、面白いなとは思いました。

 

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その他

 

アルバム         個人的満足度     レビュー

  ★★★★★★★★★★  

 リマスターされたシングル・コレクションアルバム第1弾。収録は下記の通りです。

 1STシングル 「KILLING ALLAN」 からは #5 、 #14 、 #17 。 ( #17 は SOCIAL DISTORTION のカヴァー)、 「LOOKING AT ME」 からは #7 、 「DOEN RIGHT BLUE」 からは #1 、 #12 、 「MOVE RIGHT OUT OF HERE」 からは #3 、 #10 、 「MISANTHROPIC HIGH」 からは #6 、 #13 、雑誌 「GEARHEAD MAGAZINE」 による ROCKET FROM THE CRYPT とのスプリットシングル 「GEARHEAD MAGAZINE #10」 からは #2 が、 ELECTRIC FRANKENSTEIN とのスプリット 「ELECTRIC FRANKENSTEIN vs THE HELLACOPTERS」 からは APRIL STEVENS のカヴァー #16 が、 「TELEVISION ADDICT」 からは #4 が、 「NEW BOMB TURKS」 からは #18 が、 「LIKE NO OTHER MAN」 から THE ROLLING STONES のカヴァー #9 が、 「1995」 からは #8 、 #11

 シングルやスプリットなどリリースが多い彼らかの音源を集めるのは至極、困難であることからこの企画ものは嬉しいですね。誰もが思っていることですが、やはりかきあつめの音源だろうとクオリティがかなり高いのが特徴。Vol1は2に比べればやはり荒くれロックンロールチューンがメインで初期のファンには特に聞きやすい。音作りなどリリース順もばらばらですが、統一感あり。ファンなら是非持っておきたいアイテムです。

 

 

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 Cream of the Crap!, Vol. 2

 

★★★★★★★★★★

1. I Only Got The Shakes
2. A House Is Not A Motel
3. Geekstreak
4. Another Place
5. Slow Down (Take A Look)
6. Holiday Cramps
7. Lowdown
8. Be Not Content
9. 16 With A Bullet
10. Times Are Low
11. Low Down Shakin' Chills
12. (It's Not A) Long Way Down
13. Time To Fall
14. What Are You
15. Ain't Nothin' To Do
16. Kick This One Slow
17. Bullet
18. A Cross For Cain
19. All American Man
20. Ghoul School
21. Master Race Rock
22. Dirty Women

 シングル・コレクションアルバム第2弾。若干後期の路線の曲が含まれるもののこちらも初期衝動にあふれた極が多くて好感触。初期のファンには最近のフルレンスより聴きやすいし、耳になじむはず(笑)。またもやファンにはマストアイテムです。

 

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  ★★★★★★★★★★  6曲入り未発表曲集。なんでも『By The Grace Of God』のアウトテイクを集めたものらしいです。つまり『By The Grace Of God』のファンにはなんの違和感もなくうけいれらます。ボリューム不足やお買い得感のなさはぬぐえませんが、クオリティはなかなか良いです。
 

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 グレイテスト・ヒッツ

 Air Raid Serenades

 

★★★★★★★★★★  結成10周年を記念したベスト・アルバム。邦題はやたらわかりやすいタイトル名。収録曲は各アルバムからそれなりにバランスよく収録されているものの、新曲、未発表テイクなどがないぶん、今までのファンにはありがたみうすし。個人的には入門用にはやはり初期2作か、『By The Grace Of God』をお勧めします。あと、DVDとかついてないしなあ。
 

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DVD

 Good Night Cleveland

 

★★★★★★★★★★  2002年アメリカ・ツアーからのライヴ映像とオフショット模様を収録したDVD
 

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