| 1. My Own Sin
2. Glass Jar
3.Born A Winner
4. Human Hologram
5.Dead And Gone
6. Not Welcome Here
7. Blind
8. One
9. Other Way Around
10. In A Life
11. Away From Me
12. Undivided
13. You And Me
14. Rain Must Fall
プロデュースはピーター・テクレン(CHILDREN
OF BODOM、DESTRUCTION他)が担当した2007年リリースの3RDフルレンス。
前作で北欧の「BON JOVI」とまで呼ばれるようになった彼ら。すいません、呼ばれてません、スウェディッシュ・ジョークです。
しかし、良質のメロディアス・ハード・ポップ・ソングをせっせとこしらえる姿なんかは非常にだぶるところもあると思うのだが。
なにはともあれ前作で北欧メロディアス・ハードロック勢の中で一歩抜きん出た感のある彼ら。本作でもその高いセンスからなる曲作りの上手さは健在である。
さて、本作の作風は前作の延長線上と言えるだろう。1STの青臭いエモ臭さは薄れ、北欧らしさも減退しているような気がするが、不思議と嫌味に感じないのはこのバンドの魅力の一つか。
ピーター・テクレンという大御所をプロデューサーに据えたせいか、サウンド・プロダクションもかなり向上してメジャー感が大幅にアップ。粗さがなくなった分、サウンドが全体的にスマートにまとまっていて、洗練された印象を受ける。
もちろん、楽曲の良さは相変わらずで歌メロがキラりと光るキャッチーな#1,#2,#4,#5,#7といった良曲はファンを安心させるだろう。
ただ、じっくり聴かせようという方向へ意識が向いているのか、初期と比べるとかなりギターが大人しい気がする。特に前作で楽曲に絶妙なアクセントをつけていたクールなギターソロが若干少なくなったように思える。
さらにはバンドの成熟が進んできたのか、勢い先行の曲が減り、#3,#8などゆったりまったりした曲が増えたのと、曲の尺が長くなったため、前作のような聴き手を一発で引き込むようなわかりやすさ、即効性が減退している。
それでも表現に深みを増した#9,#10なんて中々良いし、これはバンドの成長がなければ作れなかった曲だろう。
ただ、それ以降の楽曲がやや蛇足気味なのが残念ではあるが。ピアノをフィーチュアした#12とかは創作意欲の高さが窺えるし、それなりに良いとは思うんだけど。
アルバムをトータルで見て前作とのパンチ力の差を感じないわけではないが、とりあえず聴き込みに値する作品であることに安心は出来た。前作で虜にされたファンなら是非聴いてみることをお薦めする。
・MYSPACE MUSIC
2007.10.8
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