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洋楽 スウェーデン アーティスト
メロディック・デス・メタル
Souldrainer

myspace
アルバム 個人的満足度
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Reborn (2007)
[収録曲]
1. First Row In Hell (4:14)
2. Internal Suicide (3:57)
3. The Others (4:55)
4. To The Promised Land (3:36)
5. Daemon To Daemon (4:46)
6. Reborn (3:22)
7. Everyday Hero (5:50)
8. Black Thirteen (6:17)
9. They All Die (4:02)
10. Angel Song (5:55)
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 『Tales From The Thousand Lakes』時代のAMORPHISやOPETHなどが引き合いに出されることが多いスウェーデンの新鋭ゴシック・メタラー、SOULDRAINERの2007年リリースの1STフルレンスなのだが、いやー、この人達、いいね!!2007年度ゴシック・メタル・ブライテスト・ホープの逸材なのではないかと感じたくらい気に入った。関係ないけどアルバム・タイトルがどうしてもジャンプのアレをどうしても思い出してしまう。日本人の悲しい性だな。
さて、何でもゴシック系をメインに食している方々からすると偉大な先輩達の良い所取りに過ぎないなんて言われているようだが、この手の音楽性のバンドをあまり熱心に追っていない(失礼!!)身としてはすごく新鮮に感じた次第だ。いや、むしろこういうのはやったもん勝ちだろうし、楽曲がつまらんのならまだしも曲質も軒並み高いのだから私はこれはこれでありだと思う。っていうか元々日本とスウェーデンのバンドって良質な後追いフォロワーが多いのが特徴だからね。
さて、このバンドの何がいいかっていうと、ヴォーカルを始めとして血涙を流しながら咽び泣くその慟哭ぶりが良い。女性コーラスは確かにあるが、フィメールなんていうソフトなもんじゃありえない悲壮さを強調する良きツールになっているし、むしろ、アーッと冷たく張られたそれはシンフォ・ブラック的ですらある。さらにはリード・ヴォーカルのマジもんの悲しがりっぷりにはやられた。
楽曲はスロー〜ミドル・テンポでゴシック・メタル系にしてはコンパクトでわかりやすく、キャッチーな機能性を備えていてアルバム一枚を聴きとおすのはさほど苦にならない。絶望的ではあるが、一筋の光を掴もうとするポジティヴなフィーリングも同時に存在していて、誤解を恐れずに言えばポップですらあると思う。でも、全然「軽く」は無く、メタリックなヘヴィネスと闇の中で青く揺らめく鬼火のようなアグレッションも燃焼させているのもこのバンドの魅力である。
前述したように楽曲のクオリティは総じて高く、個々に取り上げてるならばシアトリカルに闇を塗り固めてみた「First
Row In Hell」、ヴォーカルがあまりの悲しみにのたうちまわる「Internal
Suicide」といった序盤の2曲は文句なしのキラー・チューンと言える。ドラマティックな暗黒旋律と獣じみた咆哮がせめぎ合うタイトル・チューン「Reborn」ももちろん秀逸だ。
最近のフィメール系ゴシック・メタルはお上品過ぎてつまらんという人には是非お薦めしたいし、AMORPHISのような慟哭系、DARK
TRANQUILLITYなどが好きなメロデス好きにもアピールできる良盤だ。とりあえず若手ゴシック勢の中で一歩飛びぬけた存在なのは間違い無さそう。
あとは全体の楽曲のスケール・アップがなされれば一流バンドの仲間入りも出来そうな才能を持ったバンドだと思うが、最大の難点は秀逸なアートワークに反したださいバンド・ロゴだろうか(笑)。
2008.2.7
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