| "MAGMA BEAT HELL VOL.2"のチラシの下の方にこの言葉が載せられていました。
「俺達こそドブの底からわいて出てきた本物のパンクよ!」
その言葉は嘘ではありませんでした。
DEFIANCE〜SKULLSPLITTER、BLOOD
SPIT NIGHTS、AUSGEBOMBT等ポートランドを代表するバンドを渡り歩いてきたメンバーらによるPDX
HARD PUNKバンドDOG SOLDIERの初来日ツアーに参戦してきました。
高円寺駅に着いてからパンクスご用達のレコード・ショップBASEへ。ジャパコアをメインに漁ってから、会場になっていたライヴ・ハウス高円寺20000Vへ向かったのですが、場所がかなりわかりにくかったので3,40分くらい迷ってました(笑)。何とか場所を発見してからラーメン屋で食事。時間を潰してから突入しました。
客入りは3,40人くらいだったでしょうか。時間が経てば経つほど人が増え、ISTERISMOのステージの時がピークだったと思います。
まず、DEATH TRIBE、D.S.B、AVFALL、KROSSA、KRIEGSHOG、TANTRUMのステージを堪能。さすが東京ハードコア・シーンの明日を担うバンド達だけあってパフォーマンスは若々しくエネルギッシュでした。観客は最初は大人しかったのですが、段々ヒート・アップしてきてモッシュの嵐が巻き起こっていたのが印象的でしたねー。自分ももちろん参戦して女の子のカカト落としを食らったり、2,30cmほど身長の違う巨漢の人にタックルを食らったりしました(笑)。
そして、もう一つのメインであるISTERISMOのステージが始まったのですが、いやー、凄かった。ビート・ダウンを生かしたモッシュ欲を誘う確かな音楽性と奇天烈かつお下劣でハイ・テンションなパフォーマンスは本当に見事でした。特にマイクをアレに見立てたパフォーマンスは大いに会場を沸かせてましたね(笑)。メンバー曰く音楽とは理屈を破壊すること。まったくもって納得しました。
実は見させていただいた日本のこれらのバンド群は音源すら持っておらず、全部初体験のバンドでした。ほとんどのバンドがDISCHARGEをルーツに持つメタリックでノイジーなハードコアパンクだったのですが、さすがイマドキの若者なだけあってファッションがお洒落だったり、メンバーのルックスがかなり良いバンドが多かったのが印象的でした。
全バンドかなりかっこよかったのですが、やはりISTERISMOは別格でしたね。フルアルバムが出たら即効ゲットしたいところです。
そして、本日のメイン・イベント、ポートランドから襲来したDOG SOLDIERの初来日公演が始まりました。しかし、観客のノリはいまひとつな印象でしたね。前のISTERISMOのステージングがあまりに素晴らしすぎて食われてしまった感があるのと日本での知名度が低かったのかもしれません。バンドのべーシストであるAlaric曰く「TRAGEDYやHELLSHOCKのようなポートランドのバンドは日本に行っても凄く人気があるのに、俺のやってるバンドは日本に行っても何故か赤字なんだよ(笑)」とのことだがそれが頷ける結果になってしまっていたのが残念でした。
理由は色々考えられると思いますが、彼らの音楽性はパンクメタルやメタルパンク(どっちでもいいですけど)と呼ばれるくらいメタル色が強いものなので、どちらかというとファストでストレートなハードコアを好みそうな日本人には無骨過ぎるというのもあるのかもしれませんね。
私は好きなバンドでしたし、せっかく日本に来て貰ったので最前線でヘドバンさせて貰いました(笑)。ていうか素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたわけで当然といえば当然なのだが、ISTERISMOの時だけ露骨に盛り上がりすぎでしょ、DOG
SOLDIERがかなり不憫でした。何だか観客も減っているような気がしましたし...。ISTERISMOの友人など身内の人が多かったのでしょうか。ただ、DOG
SOLDIERの新作にはメロディアスな楽曲もあったのでこの辺りの方向性が煮詰まってくれば日本人にもウケるのかもしれません。
しかし、観客のレスポンスは悪かったとはいえ、演奏もパフォーマンスも文句なしにかっこよかったのでTシャツと新作を購入。これから始まる日本ツアーの健闘を祈ります。
それにしても2000円+ドリンク代だけでこれだけのバンドが見られるなんて庶民には優しいライヴでした。大満足。
2008.3.21
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