洋楽 US
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インダストリアル
MINISTRY

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フルレンス
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With Sympathy ('83)
[収録曲]
1.Effigy (I'm Not An)
2.Revenge
3.I Wanted To Tell Her
4.Work For Love
5.Here We Go
6.What He Say
7.Say You're Sorry
8.Should've Known Better
9.She's Got A Cause
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| “エレクトロニック・ボディ・ミュージック”とは、電子音楽シーンが停滞していた80年代半ば、電子音楽を躍動する肉体へと引き戻したムーブメント/ジャンル。技術の進歩により強靭さを手に入れたマシーン・ビート、メタル・パーカッションに叩きつけられるパッションと飛び散る汗、アジるダミ声ヴォーカルのシャウト。音の筋肉が硬い「肉体派の音楽」として知られている...。
ってのっけからメディアの受け売りで悪いが、エレクトロニック・ボディ・ミュージックという音楽がどんな音楽か知って貰うためにこのような説明文を載せさせて頂いた。
それで何故こんな説明文を載せたかというとMINISTRYの1STフルレンスである本作がエレクトロニック・ボディ・ミュージックというやつをやっているからである。
さて、2007年にラスト・アルバム「The Last Sucker」をリリースして、解散を表明した彼ら。いわゆる、インダストリアルの創始者として名高いバンドなのだが、この頃はそんな気配は全く感じられない。いくらエレクトロニック・ボディ・ミュージックがロックに近い肉体的な音楽とは言うものの、ほとんどエレ・ポップに近い音楽性だ。
どんな音楽かは冒頭の説明文そのままと思ってもらって構わないのだが、この頃からパンキッシュなのが面白いところ。やはり、アティトゥードってやつは音に現れるもんだねえ。
うちの趣旨から外れかねない音楽性だが、いやいや、これがまた意外と言っちゃあ失礼だが、楽曲もよく出来ている。サビに向かってじわじわと哀感を高める「Revenge」、ホーンが鳴り響く中まどろむ「Say
You're Sorry」、いかにもニューウェイヴィーな「She's
Got A Cause」といった名曲を筆頭に楽曲は粒揃いだ。
ガチガチのパンクスやメタラーが聴くにはアレな感じもするが、個人的には何度も聴いてしまった好盤。むしろ、このクオリティなら電子アレンジ系音楽愛好家には必聴の名盤かも。
2008.1.23
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| Twitch ('85)
Twitch

[収録曲]
1.Just Like You
2.We Believe
3.All Day
4.The Angel
5.Over The Shoulder
6.My Possession
7.Where You At Now
8.Crash And Burn
9.Isle Of Man
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| エレクトロニック・ボディ・ミュージックへの直接の足掛かりを掴んだ作品として名高い本作は、1986年にリリースされた2NDフルレンス。
前作はヴォーカルを中心とした歌モノのイメージが強かったが、本作ではヴォーカル・パートそのものが減少。インスト化の傾向が強くなっている。また、ハンマー・ビートやエレクトロ・アレンジの硬質化により、かなりマッチョになっているのが特徴的か(笑)。スポーツ・ジムとかに流れていても全く違和感の無い感じに仕上がっている。
コンパクトでエレ・ポップやパンクの要素を感じられた楽曲もやや長尺化し、代わりに前に出てきたのがボディの名に恥じぬ暑苦しさ。こりゃ腕立てやらスクワットやらやりながら聴くのが正しいスタイルなのかもしれん。
本作をプロデュースしているのは後にエレクトロニック・ボディ・ミュージックの人気プロデューサーとなるON-U総帥エイドリアン・シャーウッド。彼の変態的なテープ処理が非常にカオティックでこれまた一筋縄ではいかない...。まあ多種多様なジャンルやカテゴライズが横行する現代からすると変態というよりはわりかし普通で、ぶっちゃけそれほどインパクトはない。だが、発表されたのが1986年ということを考えれば当時は間違いなく偉業だったはず。
正直、個々の楽曲面に限って言えば前作の方が好きなのだが、世間に「エレクトロニック・ボディ・ミュージック」の何たるかを示した本作は曲がどーのこーの言う前にまことに偉大だ。この作品が世に出た以降、似たような音楽性を持ったフォロワーが溢れかえったという罪深き作品。
2008.1.25 |
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| Land Of Rape and Honey('88)
[収録曲]
1.Stigmata
2.The Missing
3.Deity
4.Golden Dawn
5.Destruction
6.Hizbollah (CD only)
7.The Land Of Rape and Honey
8.You Know What You Are
9.I Prefer (CD only)
10.Flashback
11.Abortive
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 1988年にリリースされた3RDフルレンス。
前作でエレクトロニック・ボディ・ミュージックを世に確立した彼らだが、それをさらに押し進めロック的なアプローチを強めたというのが本作だ。
まず今まで以上にギターとドラムが前面に押し出されているのが印象的。ノイジーでエレクトロニックなのは相変わらずなのだが、メカニカルなイメージは少し減退し、ハード・ロッキンな性格が若干強まっている。
まあエレクトロニック・ボディ・ミュージック自体が簡単に言えばエレ・ポップとロックを融合したものだとするならば、よりロックに近い音楽性に変化していくのは当然のことだし、そう聴こえるのもなんらおかしいことでもないのだろう。硬質なハンマー・ビートは相変わらずマッチョで暑苦しさをブーストしているし、叩きつけられる怒声にハッスルすることウケアイだ。
ただ、元々畑違いの身としてはこの手の音楽性はもうそろそろ十分かなあなんてそろそろ思ってしまう。いい加減ちょっとくどすぎてしつこいかな、と。基本ミドル・テンポであまり起伏の無い楽曲に途中から若干眠くなってくるからな。本作もかなりのインダストリアル/エレクトロニック・ボディ・ミュージックのマニアの人にとっては前作に劣らぬ名盤なんだろうけど、うーん、すまん!!パンクス&メタラーな趣味を持つ自分としては、そんなに何回も聴くことは無さそうっていうのは正直なところだ。
なーんて思って聴き込んでいたら結構不思議な魅力に溢れてるんだよね、このアルバム。雰囲気モノなのは間違いないんだろうが、楽曲の尺は意外にコンパクトでアルバム一枚あっという間に終わって潔いし、スピードは遅くてその刹那の瞬発力っていうか爆発力にやっぱり魅力は感じる。
何回も聴く愛聴盤、人生を変えた名盤とまでは言わないが、たまに部屋でかけてその空気に酔うっていうのがこのアルバムの聴き方かな。何だかんだ言って嫌いになれないのはやはりAlain
Jourgensenのカリスマ性なのかねえ。
それにしてもこれ、20年も前の作品かあ。古臭さは全然無いし、末恐ろしいバンドだったんだな。
2008.2.6 |
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| The Mind is a Terrible... ('89)
The Mind Is a Terrible Thing to Taste

[収録曲]
1.Thieves
2.Burning Inside
3.Never Believe
4.Cannibal Song
5.Breathe
6.So What
7.Test
8.Faith Collapsing
9.Dream Song
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 次作でついに「インダストリアル・メタル」というジャンルを世に確立することに成功する彼らだが、それに至るまでの生々しい試行錯誤がみてとれるのが本作だ。いや、下手すれば「インダストリアル・メタル」はここですでに完成していたのかもしれない。
基本的音楽性は前作の延長線上...なのだが、よりわかりやすくメタリックに。音楽的にはほとんどメタルと言ってしまっても言い過ぎでは無い感じ。ノイジーなサンプリングで凶暴性をアピールしながらも、ダンサンブルなアレンジが施されているので非常にノリが良く、多少とっつきづらさを感じた前作と比べると楽曲もキャッチーで聴きやすい。
また、人力ドラムの生み出す肉感溢れるビートも性急感に溢れていてパンキッシュだし、ミドル・テンポ〜アップ・テンポの楽曲にそれ以上の勢いの良さを与えているのが好印象だ。
個々の楽曲を取り上げてみても、思わず体が踊り出しそうな「Burning Inside」、「Never
Believe」、「Breathe」といったインダストリアル・メタル・チューンやダウナーに這いずり回り、ヴォーカルが声を裏返すトリップ・チューン「Cannibal
Song」、まるでエクササイズしているかのように跳ね回る「Test」といったように楽曲は総じて粒揃い。絶望感渦巻く奈落に引きずりこまれるような「Dream
Song」でアルバムを締めるというアルバム構成もファッキン・アティトゥードを持つ彼ららしい。
そんなわけでメタラーの皆様が彼らのアルバムに手をだすならば、この辺りがギリギリのラインになってきそう。完全に固定観念に凝り固まったヘヴィメタさんが受け入れるかどうかはわからないが、とにかく体の動くロックをよこせという諸兄には諸手を挙げてプッシュいたしましょう。一見地味だが、隠れた名作だ。
2008.2.7 |
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| Psalm 69: The Way...('92)
Ministry - Psalm 69

[収録曲]
1.N.W.O.
2.Just One Fix
3.TV II
4.Hero
5.Jesus Built My Hotrod
6.Scarecrow
7.Psalm 69
8.Corrosion
9.Grace
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| インダストリアルという定義は色々あるらしいが、その中でインダストリアル・メタルという観点に置いては恐らく一番最初にそれをやったのがMINISTRYではないだろうか。本作は1992年にリリースされた彼らの5THフルレンス。インダストリアル・メタルの名盤として世間の評価が高いアルバムだ。
さて、「インダストリアル・メタル」を確立した名盤とは言ってもやっていることは前作の延長線上というか、意外にサプライズは無い。むしろ、男臭い電子音楽という意味では初期から何にも変わっていないような気がする。
ただ、今までと比べるとギターリフが鋭角的になり硬質化。よってメタリックな性格を強めているし、より凶暴化したノイズや冷徹で無機質なマシーン・ビートが渾然一体となって聴き手を襲ってくる様は中々圧巻だ。
しかし、世にインダストリアル・メタルのスタイルを提示した重要作なのは間違いないと思うのだが、ぶっちゃけこれ、曲質だけだったら前作に劣るのではないだろうか。
ミドル・テンポ中心の楽曲にダレてこないと言ったら嘘になる。いや、テンポ自体は前作から変わらないが、ミドル・テンポだったら前作のようにエレクトロニック・ボディ・ミュージック色が強い方が個人的には燃えた気がする。何だか抑揚が少なく、淡々と進行していくので盛り上がりに欠ける部分があるのが難点。
おまけに90年代の作品にしてはサウンド・プロダクションが結構安っぽく、特に疾走チューンのパタパタとした軽めなビートがちょっと残念。今までなら良かったが、この位までメタリックな整合感が高まってくるとその圧力の無さが気になる。
それでも中盤の性急感溢れる疾走チューンはやっぱりかっこいいし、地べたを暴力的に這いずり回るスロー・チューンだって決して悪くない。ファースト・インパクトは結構弱かったのだが、聴き込めば感覚的に「良い」となるのはやはりこのバンドならではの貫禄なのだろうか。
名盤というわりには実は粗さとムラのある過渡期にあたりそうな作品だが、この独特の倦怠感はやっぱり憎めないな。
2008.2.17 |
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| Filth Pig ('96)
Filth Pig

[収録曲]
1.Reload
2.Filth Pig
3.Lava
4.Crumbs
5.Useless
6.Dead Guy
7.Game Show
8.The Fall
9.Lay Lady Lay
10.Brick Windows
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 前作でスラッシュ・メタルの攻撃性に打ち込みのリズムを取り入れた「インダストリアル・メタル」を確立した彼ら。本作でもその方向性は変わらない。
ただ、前作ではスラッシュ・メタル〜ハードコアの性急感をもった曲もは少なからずあったかが、その辺りをもっとすっきりとまとめた印象を受ける。メタリックなヘヴィネスはより重厚なものになり、ドゥーミーな味わいすら感じるようになったのが特徴的だ。そろそろエレクトロニック・ボディ・ミュージック風味が完全に抜けてきた頃ではないだろうか。
あくまでもメタルとしてのへヴィネスを前面に押し出しているので、ピコピコしたニューウェーブ・サウンドが苦手なメタラーには聴きやすそうだ。
ただ、やっぱりというかスロー〜ミドル・テンポの楽曲は淡々として盛り上がりに欠けるのが難点。しかも、長尺曲が多くて正直ダレまくり。このダレるという点に関しては前作の比ではないレベルだ。確かにやっていることはメタルに違いないが、かなり好き勝手にやっているので実験的要素の強い初期に音楽的な軸が回帰したような曲構成になっている。その為、メタル然とした強烈な過激性を求めると肩透かしを食らうかもしれない。
うーん、正直ここまでくるとダル過ぎるかもしれないなあ...。
2008.2.18 |
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| Dark Side Of The Spoon ('99)
The Dark Side of the Spoon

[収録曲]
1.Supermanic Soul (3:13)
2.Whip and Chain (4:23)
3.Bad Blood (4:59)
4.Eureka Pile (6:23)
5.Step (4:07)
6.Nursing Home (7:00)
7.Kaif (5:26)
8.Vex & Siolence
9.10 / 10 (5:24)
10.Linda Summertime
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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1999年にリリースされた7THフルレンス。
基本的な作風は前作の延長線上で疾走感は抑え気味にしたダウナーなインダストリアル・メタルを展開している。
ただ、ハードコア〜スラッシュ・メタルに由来する性急感は少しだけ戻ってきていて聴きやすくはなっている。まあやっぱり楽曲はスロー〜ミドル・テンポ中心なので、スピード狂や雰囲気モノが苦手な人にとっては優しくない作風なのは間違いない。
ロックは攻撃性ありきという向きには地味で渋いという印象が先行してしまうと思うが、逆に言えばこの倦怠感こそが彼らの本質でもあるのだろう。そんなわけで前作が好きなら本作もお薦めである。
それにしてもあんまりなジャケ・アートですな(笑)。
2008.2.20 |
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| Animositisomina ('03)
Animositisomina

[収録曲]
1.Animosity
2.Unsung
3.Piss
4.Lockbox
5.Broken
6.The Light Pours Out Of Me
7.Shove
8.Impossible
9.Stolen
10.Leper
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 2003年リリースの8THフルレンス。
正直に言えばこの時期の彼らの作品は落ち着きと成熟にメタリックな攻撃性が呑まれている印象があって、その孤高なまでの異端さは認めるものの、「遅い」、「ダルい」、「眠い」という感想の方が先行してしまっていた。
しかし、本作ではテンポというか楽曲全体の勢いが増しており、なんとなく聴かせる雰囲気モノからあくまでも攻撃性ありきのへヴィメタルへとシフトしているのが好感触だ。
個人的には彼らの魅力というのは刺々しいファッキン・アティトゥードから繰り出されるパンキッシュな性急感とメタルの研ぎ澄まされた殺傷力にの融合にあると思っているので、やはりこういう作風の方が楽しめる。
楽曲の尺も前作などと比べたらコンパクトにまとめられているので、ダルさも軽減。パンクスにも優しく、聴きやすいのではないだろうか。
ただ、ダルさが軽減したと言ってもアメリカ独特のフィーリング先行な仕上がりなので、ダルさとムラは相変わらず健在。緻密さと繊細さを好む日本人にはバカウケしないわな...。
2008.2.21
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| Houses Of The Mol・('04)
House Of The Mole

[収録曲]
1.No W
2.Waiting
3.Worthless
4.Wrong
5.Warp City
6.WTV
7.World
8.WKYJ
9.Worm
10.Psalm 23 (Bonus Track)
11.Walrus (Bonus Track)
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 前作のツアー後、86年のアルバム『Twitch』以降活動を共にしてきたポール・バーカーがバンドを離脱してしまう。だが、ポールの脱退がアル・ジュールゲンセンをインスパイアさせ、アル曰く「荒々しいストレートなハードコア・アルバムを作ろうと思った」とのこと。なるほど、そのコメントには大いに頷ける作風となっている。
まずアップ・テンポの楽曲が増えたのが嬉しい。正直ここ最近の作品は「速いロックが好き」という個人的趣向を抜きにしても楽曲がそんなにかっこいいとは思えなかった。だが、この勢いの良さはどうだ!!疾走、凶暴、獰猛!!ひたすら暴力を貪る姿といったらファッキン・クールこの上ないじゃないか!!まことストレートにかっこいい。
アルバムは日本人だとどうしても格闘技を思い出してしまうリーダートラックの「No
W」で幕を開け、重戦車の如く突進する「Waiting」、彼等にしては珍しく歌メロが耳に残る(笑)「Worthless」、ミドルテンポではあるが、問答無用で頭を振らせる「Wrong」、軽快なドラミングからアグレッシヴに雪崩れ込む「Warp
City」、凶暴なノイズの嵐が吹き荒れるブラッキーな「WTV」といったようにかましたれ!!のノリで聴かせる楽曲のクールさといったら最高この上ない。
一方、スロー〜ミドル・テンポの楽曲も雰囲気モノからキャッチーな麻薬感を強めており最近の作品とは扇情力が違う。怒りに満ちた音楽がまことのロックと信じる身としてはひたすらスローテンポに浸れと言われてもそれだけじゃやはり物足りない。どついてどついてどつきまくるのがクールなロックならば、こうじゃなきゃね!!
どうやら少なからず最近の作品で離れてしまったファンもいるようなので是非もう一度この作品から触れてみて欲しい。まず損はしないはずだから。
2008.2.22 |
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| Rio Grande Blood('06)
Rio Grande Blood

[収録曲]
1.Rio Grande Blood
2.Senor Peligro
3.Gangreen (Featuring Sgt. Major)
4.Fear (Is Big Business)
5.LiesLiesLies
6.The Great Satan
7.Yellow Cake
8.Palestina
9.Ass Clown (Featuring Jello Biafra)
10.Khyber Pass
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 2006年リリースの10THフルレンス。
ファッキン・グレイト過ぎるリーダー・トラックを聴いてなんとなく名盤の予感がしていたが、こいつはすげえ。なんというテンションの高さ、なんという怒気の濃さ。攻撃の矛先は全てブッシュとその取り巻きに向けてあり、「ブッシュ、君が泣くまで殴るのをやめない」なんていうノリでひたすら憤りを吐き出しまくるその雄姿。これに痺れない漢がいたらおかしいじゃないか。
基本的な音楽性は前作の延長線上なのだが、インダストリアル色は抑え気味でもっとスタンダードなスラッシュ・メタルに傾倒している。それだけ聞くと普通のスラッシュになっちゃったのと思うかもしれないが、この方向性に転換したのは本当に大成功で、前のめりに転げ落ちる性急感と問答無用に切り刻まれる殺刃リフの切れ味はなんたることか。そして、そこに乗っかるのが修羅の形相でがなる吐き捨てヴォーカル。これをかっこいいメタルと呼ばずして何をメタルと呼ぶのだ?とにかく全体を包み込む怒りのエナジーは前作を越えるほどで、「速けりゃいいもんじゃない」という間抜けの口を塞ぐ説得力に満ちているのが凄まじい。この説得力はかのメタルゴッド、JUDAS
PRIESTのド名盤「PAINKILLER」にも通ずるのではないだろうか。
さらに楽曲のクオリティも過去最高レベルで、「ブッシュ、てめえに一言物申す」的なイントロから雪崩れ込むタイトル・チューン「Rio
Grande Blood」はインダストリアル・スラッシュ・アンセム確定の名曲だし、もはや切り捨て御免な「Senor
Peligro」、続いて重厚なミドル・チューン「Gangreen
(Featuring Sgt. Major)」を挟みつつ、「Fear
(Is Big Business)」の中盤から再び爆走。思わずシンガロングしてしまいそうな「LiesLiesLies」、斬撃リフが襲い掛かる「The
Great Satan」....。
そして、「Ass Clown (Featuring Jello Biafra)」ではなんとかのJello
Biafraがゲスト参加しているではないか。Biafra信者の身としては感涙にむせいでしまいそうになる。まああんまり出てこないんだけどね、Biafra先輩。どうせなら大々的にヴォーカルをとって欲しかったのだが...。
ブッシュという悪の象徴が生み出した、いや、生まれるべくして生まれたロック。ブッシュと小泉元首相の耳元に突きつけてやりたい。伝えてやりたい、俺達は怒っているということを。叫んでやりたい、てめえらに洗脳されるのはまっぴらだと。自らの安全と利益しか考えない者達に鉄槌を下すのだ。たとえ、それがこの世の常では無いとしても偽善でもまやかしでもない本当の正義があると信じたい。そんな者達に送るレクイエムが本作なのかもしれない。
本作に存在するポリティカルなメッセージ性は基本的に政治に興味にない日本人には何も興味がないことなのかもしれない。だが、わかってほしい。貴方達が知らないところで一部の権力者達が利潤を貪っていると言うことを。それを興味が無い、仕方が無いで片付けてしまっていいのだろうか。政治は大衆が理解できない難しい言葉で作られているが、それは貴方達から政治への興味を奪い、自由に操るための奴らの策略なのだ。難しい言葉に惑わされてはいけない。政治とは日常的なものなのだ。知ることの重要性、伝えることの重要性をわかってほしい。やっても無駄ということではなく、やらないよりマシなのだ。
まあ何はともあれキラー・リフがこれでもかと連発されるので、インダストリアル愛好家のみならず、全スラッシャー必聴の名盤。この作品でAl
Jourgensenは優れたリフ・メイカーでもあったという事実を知った。私は彼らの最高傑作と信じて疑わない。多少はムラがあるのだろうが、細かいところをせこせこと突く気にはどうしてもなれない。皮肉たっぷりのアートワークも最高なのだ。
2008.2.26 |
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| The Last Sucker ('07)

[収録曲]
1."Let's Go"
2."Watch Yourself"
3."Life Is Good"
4."The Dick Song"
5."The Last Sucker"
6."No Glory"
7."Death and Destruction"
8."Roadhouse Blues" (The Doors cover)
9."Die in a Crash"
10."End of Days (Part 1)"
11."End of Days (Part 2)" 5
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 2004年の『House Of The Mole』、2006年の『Rio
Grande Blood』を含めた三部作の最終作にあたる2007年リリースの11THフルレンス。ProngやFear
Factoryなどのメンバーがゲスト参加している。
前作がグラミー賞候補となって勢いにのる彼らだが、なんとここで解散を宣言。最近の作品のあまりのクールぶりに惚れ直した身としてはなんとも惜しいかぎりである。
さて、そろそろ本作の内容について触れてみようか。基本的な方向性は前作の延長線上...って、あれれ、このリーダー・トラックの地味さがどうしたことだ。まさかこんな作風で来るとは思わなかった。
まず、一聴してわかることが疾走感、性急感、突進力の減少。純粋に楽曲のテンポが遅いのだ。疾走チューンが「Death
and Destruction」まで出てこないという驚愕の事実。初っ端からひたすらミドル・テンポで、タイトル・チューンも曲名は刺々しいのに、まったりとしたテンポでわりと地味め。
前作では凄まじい切れ味を誇ったスラッシーな殺刃リフもかなりナリを潜めてしまい、触れれば傷つく殺傷力と強烈な即効性は減退。某紙の戯言じゃないが20年以上のキャリアを総括する最終作にしては淡々とした作りとなっている。
それに加えて正直に言ってしまうと曲質がちょっと微妙かも。例えばアルバムの第一印象を決めるリーダー・トラックはキラー・チューンには程遠いし、下手すればオリジナル曲よりもTHE
DOORSのカヴァーである「Roadhouse Blues」の方がかっこいいっていうのはいかがなものだろうか。
さらにアルバムのクライマックスを飾る組曲「End of Days」もちょっと盛り上がりに欠ける気がする。もっと大仰で凝った構成にしても良かったと思うのだが。
また、やたら小奇麗ですっきりしたサウンド・プロダクションは整合感をアピールするには良いのかもしれないが、前作の「四の五の言わさずぶっ潰す!!」みたいな勢い先行、まず攻撃性ありきなロックを主食としている身としてはちょっと物足りなさを感じるのは仕方がない。もっとノイジーに、もっとヘレティックに突き抜けて欲しかったのだが、全体的に落ち着きと成熟に暴力性が飲まれてしまっているのが残念だ。
まあ前述した通り、ファースト・インパクトは弱かったが、しっかりと聴きなおしてみると、シンガロング欲を誘う「Watch
Yourself」、テンポこそ遅めだが、頭を振らせる説得力がある「Life
Is Good」、「The Dick Song」、「No
Glory」、リフは中々かっこいい「The Last Sucker」、作中一番のキラー・チューン「Death
and Destruction」、どちらかというとパンク寄りな「Die
in a Crash」あたりはやっぱりクールだ。
冷静に評価してしまうと★7個レベルという気もするが、彼らの偉大な功績を称え、★1個オマケしよう。インダストリアルの初代大統領、MINISTRYよ。静かに眠れ。
2008.2.28 |
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コンピレーションアルバム
| Twelve Inch Singles ('87)
[収録曲]
1.(Everyday is) Halloween
2.All Day
3.The Nature of Love
4.Cold Life
5.Halloween Remix
6.Nature Of Love (Cruelty Mix B)
7.All Day (Remix B)
8.Cold Life Dub
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| Wax Trax! Recordsより1985年にリリースされたその名の通りシングルを集めたコンピレーション・アルバム。
レコーディング期間は1981-1984ということもあって、1STアルバム以前の音源も含んでいる。つまりは、この時点で彼らのやっていることと言えばニューウェイヴィーなエレ・ポップ。
ただ、面白いのが1ST収録の楽曲よりも骨太でロック的であるということ。彼らの初期音源集ということになるのだが、その感触はむしろ「Twitch」アルバムに近いかもしれない。ゆえに本作を聴けばエレクトロニック・ボディ・ミュージックのスタイルは「Twitch」アルバムで突発的かつ偶然に出来たものではなく、この頃からすでに下地が出来上がっていたと見ていいのだろう。
全体的に1STほどポップでコマーシャルなアプローチは希薄で、地下音楽的な実験的要素の強い楽曲が多い。長尺の曲が多く、大作志向なので全8曲はながらもボリューム感はたっぷり。むしろ、1STのあっさりとした聴きやすさと比べると相当に脂っこくてしつこい(笑)。「Halloween
Remix」なんて10分もあるので、はっきり言って門外漢には拷問。
終始ミドル・テンポで反復される楽曲は正直言ってだるいことこの上ないし、非キャッチー、非コンパクト、冒険心と好奇心が先行した楽曲は雰囲気モノムードが色濃いため、個人的なツボからは遠ざかりまくりだが、曲うんぬんよりも1ST以上に彼らの原点がむき出しになった興味深い編集盤とも言える。
いくらシングル集だからと言っても熱心なマニア向けなので、間違っても初心者入門用のアルバムに選ばないように。このアクの強さは好ましいとは思うのだが。
2008.2.2 |
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| Early Trax ('04)
Early Trax

[収録曲]
1."(Everyday Is) Halloween"
2."Halloween (Remix)"
3."All Day"
4."All Day (Remix)"
5."Nature of Love"
6."Nature of Love (Cruelty Mix)"
7."Nature of Outtakes"
8."He's Angry"
9."Move (Original Mix)"
10."I'm Falling"
11."I'm Falling (Alternative Mix)"
12."Overkill"
Tracks 8, 9, 11, 12 were previously unreleased
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| その名の通り彼らの初期音源を集めたコンピレーション・アルバム。収録されている楽曲は以前リリースされた「Twelve
Inch Singles」アルバムとほぼ重なるが、未発表音源も新たに追加している。そういうわけなので「Twelve Inch
Singles」期の方向性が合わない人には向いてないのは間違いない。
ただ、以前と比べると耳が慣れてきたのか、それとも精神的に大人になってきたのか(笑)わからないが、わりとすんなり聴けてしまうのが面白い。前述したように未発表曲も収録されているので「Twelve
Inch Singles」アルバムを持っていなくて、所期の彼らの熱心なファンであるというのであれば手を出してみる価値はあるのかもしれない。
まあ未発表曲もやっていることはほとんど一緒なのでこのレベルになるともう好きな人にしかわからない世界。その為、最近の突き刺すような殺気を呑み込みつつ猛進する彼らが好きであるという方は言うまでもなく、手を出さない方が無難である。
それにしても#11〜#12あたりの流れはRAMMSTEINあたりを思い出すし、やっぱりインダストリアル勢に与えた影響は絶大だったんだなと再確認させられた。
2008.2.23 |
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| Side Trax ('04)
Side Trax

[収録曲]
Pailhead:
1.Man Should Surrender
2.Anthem
3.Don't Stand In Line
4.Ballad
5.I Will Refuse (from 12")
6.No Bunny (from 12")
1000 Homo DJs:
7.Apathy (from 12")
8.Better Ways (from 12")
9.Supernaut (from 12")
10.Hey Asshole (from 12")
PTP:
11.Rubber Glove Seduction (from 12")
12.Favorite Things (from 12")
13.Show Me Your Spine (from Robo Cop)
Acid Horse:
14.No Name No Slogan (Hypo Luxa/Hermes Pan 12" Mix)
15.No Name No Slogan (Cabaret Voltaire 12" mix)
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 元々、Wax Trax! Recordsからリリースされていた彼らのサイド・プロジェクトでの作品を集めたコンピレーション・アルバム。なんとトータル・タイムが約80分、全15曲入りという大ボリュームな作りなので、初期からのファンには嬉しい企画盤だろう。
ただ、別プロジェクトと言ってもやっていることは中期MINISTRYに近いものなので、その頃の彼らにあまり愛着を持っていない人にはありがたみが薄いかもしれない。やっぱり、ゆったりとしたスロー〜ミドル・テンポ中心で、淡々と進行していく楽曲は若干退屈に感じるのも仕方がないのかも。
それでも全体的にメタルというよりはパンクに近いので、個人的には中期MINISTRYのだらだらとした作風よりは聴き易かった。まあ聴きやすいとは言っても雰囲気モノが苦手な身としてはこの大ボリュームを聴きとおすのは辛かったとしか言いようがない。エレクトロニック・ボディ・ミュージック色の強いAcid
Horseなどはそれなりに楽しめたのだが..。
そんなわけでMINISTRYの熱心なファン以外は手を出さない方が無難なアイテムだろう。逆に熱心なファンは思う存分楽しんじゃってください。
2008.2.25 |
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| Rantology ('05)
Rantology

[収録曲]
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 2005年にリリースされたベスト・アルバム。シングルや過去の曲のリミックス、ライヴ音源などが収録されている為、ファンには嬉しい企画盤だろう。
何でも本作は反ブッシュ政権というアティトゥードのもとに編集されているようでアレンジはとにかく怒りに満ちているのが特徴的だ。[Houses
Of The Moles]アルバムのオープニングを飾った「No W」はもはや荘厳さすら漂う曲に生まれ変わっているのが面白い。
[Houses Of The Moles]アルバムから選出された曲が多いので、パンキッシュな性急感とスラッシュ・メタルの殺傷力が思う存分味わえるのは好感触。その中で初期の代表曲の一つ「Stigmata」が異彩を放つ。ここにこの曲を置くとはさすがだ。
前述したように選曲は[Houses Of The Moles]アルバムに偏っているが、エレクトロニック・ボディ・ミュージック時代の楽曲も含み、彼らの歴史を手軽に知ることができると思う。中期の雰囲気ものに走っていた時代の楽曲もこっちの方がメタリックかつ凶暴にブースト・アップしているので聴き易くなっているのが嬉しい。
ただ、ぶっちゃけて言ってしまえば滅茶苦茶劇的にアレンジされているというよりはあくまでも原曲に忠実な作りなので、フルアルバムを全部集めている人には物足りないのではないだろうか。そんなわけで初心者はこのアルバムより先に[Houses
Of The Moles]アルバムあたりから手を出して貰いたいところだ。まあ、何にせよ面白い好企画盤だということは事実だと思うので熱心なファンにはマスト・アイテムだろう。
2008.2.24 |
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| Rio Grande Dub('07)
リオ・グアンデ・ダブ

[収録曲]
1."Rio Grande Blood (Rio Grande DUB Ya Mix)" - 4:12
2."Senor Peligro (La Zona Peligrosa Mix)" - 4:08
3."Gangreen (Kiss Me Goodnight Mix)" - 3:35
4."Fear Is Big Business (Weapons of Mass Deception Mix)"
- 3:42
5."Lieslieslies (Cognitive Dissonance Mix)" - 4:19
6."The Great Satan (What Would Satan Do? Mix)" - 3:06
7."Yellow Cake (Hexafluoride Mix)" - 4:22
8."Palestina (72nd Virgin Mix)" - 5:23
9."Ass Clown (Osama McDonald Mix)" - 3:31
10."Khyber Pass (TX Bush Ranch Mix)" - 4:27
11."Lieslieslies (Known Unknown Lies Mix)" - 3:55
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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| 名盤[Rio Grande Blood]の楽曲をリミックスした2007年リリースの企画盤が本作。アルバム・タイトルにもあるとおり、全体的にダヴ・アレンジが施されていて、原曲の獰猛なスラッシュ・メタルからは方向性がかけ離れている。その為、あくまでもメタル然とした攻撃性を求めると肩透かしを食らうが、原曲が元々かっこいいので結構素直に楽しめた。
ほとんど違う曲になっている「Gangreen (Kiss Me Goodnight
Mix)」、悲壮感が加速している「Fear Is Big Business
(Weapons of Mass Deception Mix)」、原曲の高いテンションそのままに生まれ変わった「Lieslieslies
(Cognitive Dissonance Mix)」、「Lieslieslies
(Known Unknown Lies Mix)」、スラッシュ・メタル色を残しつつ躍動感に富んだアレンジが見事な「The
Great Satan (What Would Satan Do? Mix)」、原曲より禍々しい「Khyber
Pass (TX Bush Ranch Mix)」あたりが個人的にはお気に入りだ。特に「LiesLiesLies」にリミックスを施した2曲は原曲とは違った魅力に溢れていて最高だ。
彼らの趣味が前面に出まくった作風ゆえに万人にはお薦めし辛いが、熱心なファンなら是非手に取ってみよう。って彼らの出す企画盤ってほんと、マニア向けが多いな(笑)。
2008.2.27 |
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ライヴアルバム
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| Sphinctour ('02)
Sphinctour

[収録曲]
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[個人的満足度]
★★★★★★★★★★
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