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洋楽 フィンランド
フォークメタル
アーティスト
KORPIKLAANI
myspace
アルバム 個人的満足度
Spirit Of The Forest (2004年)
翔び出せ!コルピクラーニ

収録曲:
01. WOODEN PAINTS/ウッデン・パインツ
02. BEFORE THE MORNING SUN/ビフォア・ザ・モーニング・サン
03. GOD OF WIND/ゴッド・オブ・ウインド
04. WITH TREES/ウィズ・ツリーズ
05. PELLONPEKKO/ペロンペッコ
06. YOU LOOKED INTO MY EYS / ユー・ルックド・イントゥ・マイ・
アイズ
07. HULLUNHUMPPA / フルンフンパ
08. MAN CAN GO EVEN THROUGH THE GREY STONE /
マン・キャン・ゴー・イーヴン・スルー・ザ・グレイ・ストーン
09. PIXIES DANCE / ピクシーズ・ダンス
10. JUOKSE SINA HUMMA / ヨークセ・シナ・フンマ
11. CROWS BRING THE SPRING /クロウズ・ブリング・ザ・スプリング
12. HENGETTOMILTA HENGILTA / ヘンゲットミルタ・ヘンギルタ
13.SHAMAN DRUM/シャーマン・ドラム
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個人的満足度
★★★★★★★★★★
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| 結成された当初はSHAMANという名で活動していたこのバンドは1stシングル「Odda
mailbmi」と1999年に1stアルバム「Idja」、2002年に「Shamaniac」をリリース。楽曲はフィンランド語で歌われていたようだ。
しかし、同名バンドがいるということや音楽と歌詞の表現方法の相違からバンド名を現在のKORPIKLAANIに変更することになる。
ボーカル、ギターのヨンネ・ヤルヴェラはよりフィンランドの伝統的なフォーク・メロディを用いたメタルを標榜し、それに見合ったミュージシャンを一から探す事になる。最初に追加されたラインナップはヒッタヴァイネンであった(本名:ヤーコ・レメティ)。オーディションでは一発合格だったらしい。
そして、ヨンネの古くからの友人であるマットソン(Dr)がバンドに加入。アルト・ティッサリ(Ba)とトニ・ホンカネン(Gu)は
SHAMAN時代からのメンバーであり、引き続きKORPIKLAANIでもプレイ。そしてトニ・ホンカネンの知り合いであったパーカッショニスト、アリ・マータをバンドに加入させた。
陣営を固めた彼らは2003年11月に1stアルバム「SPIRIT OF THE FOREST」がNAPAHM RECORDSよりリリース。ここ日本でも輸入盤帯付き使用にて2004年6月に発売されている。
ロックという音楽は間違いなく酒が進む音楽のはずだ。ただ、私は酒に滅茶苦茶弱いし、好きでもないので酒が進む音楽だからその音楽が特別に素晴らしいものとは思わない。それでもこの連中がやっていることは馬鹿馬鹿しくも尊敬してしまうのだ。
さて、彼らの音楽性はバンド名というかルックスというかジャケ・アートからも想像がつくようにフィンランド民謡を根っ子に持つフォーク・メタル。フルート、バイオリン、アコーディオンが飲めや、歌えやと頭のネジが飛んだみたいに騒ぎまくるこの上なく、馬鹿ハピネスなもの。
ただ、1STゆえに方向性が散漫な印象も見受けられ、いわゆるメロスピっぽいものがあったり、ストレートなフォーク・メタルだったり、MANOWARに通ずる勇壮なHEAVY
METALをやったり、たまにRHAPSODY一歩手前にドラマティックだったりと結構色々やっているのが特徴的か。
そもそもヴォーカル・パートが少ないので、まさにフィンランド民謡好きというかローカルな音楽を好むという人にはたまらない一品だろう。むしろ、インストものが好きという方には向いているかもしれない。
しかし、イロモノとして扱われそうなバンドではあるがHEAVY METALとしての土台、骨格はしっかりしていて歌モノとしての機能美にもちゃんと優れている。ていうかイロモノのど真ん中を行き過ぎていて、逆に「王道」と言ってしまいたいくらいだ。
まあ1STゆえに全体的な粗さは目立つし、この手の音楽性にありがちなクドさが胃にもたれるのが難点。さらには曲ムラも存在していることから自分の好みと冷静に分析したら満足度はさすがに★6個というレベル。しかし、その満足度以上のロックらしい説得力と神通力は確かに感じたし、馬鹿馬鹿しい初期衝動に溢れていて決して嫌いになれないアルバムだ。むしろ、好きだと言えるのがこのバンドの魅力だと思う。
2008.1.13
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Voice Of Wilderness (2005年)
荒野のコルピクラーニ

収録曲:
トラック・リスト/邦題
01. Cottages & Saunas/コテージ&サウナ
02. Journey Man/ジャーニー・マン
03. Fields In Flames/フィールズ・イン・フレイムス
04. Pine Woods/パイン・ウッズ
05. Spirit Of The Forest/スピリット・オブ・ザ・フォレスト
06. Native Land/ネイティヴ・ランド
07. Hunting Song/ハンティング・ソング
08. Ryyppajaiset/リーパヤイセット(英訳:Beer Drinking Party)
09. Beer Beer/ビア・ビア
10. Old Tale/オールド・テイル
11. Kadet Siipina/カデット・シーピナ(英訳:Hands As Their Wings)
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個人的満足度
★★★★★★★★★★
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| Caneなるギタリストが加入し、ツイン・ギター編成となってから2005年にリリースされた2NDフルレンスなのだが、まずは楽曲の邦題に注目してみて欲しい。恐るべきセンスだ。[サウナでひとっ風呂]、[燃えろ!キャンプファイヤー]、[森の中でハッスルハッスル]、[大自然って気持ちいい]...。こう並べてみるだけで胃もたれしてきそうな濃さである。ていうかはっきり言ってくどい、しつこい。だが、これが意外にもマッチしているというか、慣れてしまうともうこれ以外の邦題なんて考えられなくなるから不思議なものだ(笑)。
さて、彼らの音楽性はもはや語るまでも無く相変わらずのフォーク・ヴァカ・メタル。ただ、ツイン・ギター編成になったせいか前作以上に純粋たるメタル度がアップ。メタルな人にはえらく聴きやすくなったのではないだろうか。いや、メタリックになったというよりはより馬鹿になったと言ったほうが正しいかも。
さらに驚いたのがかなり楽曲がファストになったということ。フォーク・メロスピ/メロパワとも形容出来そうな骨太さである。フォーク・メタルにしては無駄すぎるくらいファストなのもオツなもので、全然許せるというか元々スピード狂な私にはかなりツボに入ってきている。
また、Oiパンクにも通ずるシンガロング欲誘うコーラスもパワフルでエネルギッシュ。特に[「狩り」こそ漢の宿命]で聴ける頭の悪いコーラスはもう愛すべき馬鹿という感じでごっつラヴ。
曲質もかなり粒が揃ってきていて、特に郷愁がメタリックな躍動感と共に襲い掛かってくる[燃えろ!キャンプファイヤー]には白眉だ。決してネタモノとして終わらない確固たる機能美がここにはある。いやー、楽しい連中だよ。
まあくどすぎて飽きがくるのは早そうだし、純粋にはまりきれないところもある。しかし、酒呑みながら、焼肉でも食いながら聴くには最高の音楽だということは間違いあるまい。これはニュータイプのエクストリーム・メタルである!!
さあ、吐くまで飲もうぜ!まあ私はビール一本で寝ちゃうんだけどね(笑)。
2008.1.14 |
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Tales Along This Road (2006年)
世にもコルピな物語

収録曲
痛快!飲んだくれオヤジ - Happy Little Boozer
戦場のコルピクラーニ - Vakirauta
呑めや、歌えや、夏休み - Midsummer Night
黒鷲は飛んで行く - Tuli Kokko
萌えろ、春の舞 - Spring Dance
森の木陰でクールビズ - Under The Sun
立ち上がれ!森の妖精コルピ軍団 - Korpiklaani
漢(おとこ)の勲章〜コルピクラーニ編〜 - Rise
妄想即狂曲 - Kirki
夜の森は危険がいっぱい - Hide Your Richess
いい旅、鳥気分 - Free Like An Eagle
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個人的満足度
★★★★★★★★★★
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| ついに出たKORPIKLAANIの2006年リリースの3RDフルレンスが本作「Tales
Along This Road」だ!!邦題にしてなんと「世にもコルピな物語」である。あー、もう。いきなりこれだ。毎度毎度思うが、このアルバム・タイトルの邦題といい、楽曲の邦題といい、バンド本人にはちゃんとした説明が言っているのだろうか。それはファンには知る由もないが、本作の邦題もはじけているというか、もう爆発して飛び散っているようなレベル。だって、「痛快!飲んだくれオヤジ」、「森の木陰でクールビズ」って....。完璧にワルノリじゃん。クールビズなんて言葉あるの日本だけでしょ?
さて、前置きが長くなってしまったが、本作の方向性は前作の延長線上にあるのは間違いあるまい。フォーク・メタルにしては無駄な位にファストな楽曲、完全にお国柄というか田舎文化丸出しなメロディといい、愛すべき妖精節はここでも変わらず。
前作も良かったが、全体的に曲質がアップしており、サビが「はみ出ろ♪はみ出ろ♪」と聴こえる嫌なキャッチーさを持つ「Happy
Little Boozer」、ジャーマン・メタリックに攻め立て、やはりサビではむさ苦しさが爆発する「Vakirauta」、邦題は夏休みなのに、メロディがやたら物悲しい「Midsummer
Night」、民謡色を前面に押し出したミドル・チューン「Tuli
Kokko 」、ひどい邦題と無駄にファストなインスト「Spring
Dance」、哀メロにコクと深みが増した名曲「Under The
Sun」、サビが「ほーら、こんなに美味しい」と本当に聴こえるバンドのテーマ・ソング「Korpiklaani」、フォーキー・パワー・メタルチューン「Rise」、「Kirki」...。うーん、美味しい、美味しい。
ただ、当たり前ではあるし、彼らの味でもあるが、曲調は相変わらず単調だし、どこでも言われているようにリフやメロディの使いまわしが目立つ。その為、相変わらずアルバムの途中で飽きること、飽きること。はっきり言ってこの手の音楽性に耐性が無い方は下手したら序盤でお腹一杯になります。
それでもリピートしてしまう不思議な中毒性と忘れた頃に聴きたくなる味わい深さは健在だし、曲ムラが今までの作品と比べると最も少ないことからこの時点での彼らの最高傑作と言えそう。あまり取り沙汰されないが、実は彼らはかなり「成長」に意欲を見せているバンドであり、楽曲の作りそのものは変わらないものの、アルバムを出す毎にクオリティが高くなっている。そう、段々と酒が進むようになっているのだ!
2008.1.15 |
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Tervaskanto (2007年)
コルピと古の黒き賢者

収録曲
CD
朝から飲もうぜ - Let's Drink
コルピと古の黒き賢者 - Tervaskanto (Resinous Stump)
北風に抱かれて - Viima (Icy Wind)
血塗られた赤ん坊伝説 - Veriset Aparat (Bloody Bastard Children)
森と大地と狼さん - Running With Wolves
村が火事! - Liekkion Isku (The Revenge of Liekkio)
ハートに火をつけろ - Palovana (Inner Fire)
熊唱 - Karhunkaatolaulu (Bear Hunt Song)
霧雨の村 - Misty Fields
神々のコルピ劇場 - Vesilahden Verajilla (At The Gates of Vesilahti)
北の大地のお祭漢 - Nordic feast
特典DVD
コルピの舟歌 - Kanohta Lavlla (Canoe song)
あなたの知らないコルピ - Odda mailbmi (The new world)
酒場で格闘ドンジャラホイ - Wooden Pints
「狩り」こそ漢の宿命 - Hunting Song
哀しみのコルピクラ−ニ - Kadet Siipina
吐くまで飲もうぜ - Beer, Beer
痛快!飲んだくれオヤジ - Happy Little Boozer
コルピと古の黒き賢者 - Tervaskanto (Resinous Stump)
酒場で格闘ドンジャラホイ - Wooden Pints(Live) |
個人的満足度
★★★★★★★★★★
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| ちょっぴりおセンチになっている「コルピ爺」の後ろでロンリー・ウルフが吠えるというセンス豊か過ぎる(=訳がわからなすぎる)ジャケ・アートが特徴的な本作は2007年リリースの4THフルレンス。
メディア曰く、前作は「旅メタル」だったらしいが、本作はなんと「祭りメタル」!!なーんて、ぶっちゃけ根本的に何にも変わってません。ていうか変わった時点でこのバンドはKORPIKLAANIを名乗ることが許されなくなるだろう。
ただ、本作は歌詞に独特の語感を持つフィンランド語が増え、ヴァイオリン、アコーディオンの自己主張が強く、ヴァイキング・メタル色が今まで以上に色濃くなった気がする。さらにはヴォーカルも今まで以上にダミ声で、悪酔い度がアップ、アップ。まあ祭りなんだから当たり前か。
正直、全体的な曲質やアッパーな酔いどれテンションの突き抜けの度合いからすると前作の方が好きなのだが、ヴァイオリンやメロがヒロイックな味を醸し出す初期RHAPSODYを彷彿させる名曲「Veriset
Aparat (Bloody Bastard Children)」(邦題がひどすぎる)が存在しているし、総じて前作に劣るということもなく、やはり捨てがたいものがある。
他にもフォーキー・パワー・メタル「Tervaskanto (Resinous
Stump)」、コーラスがシラフじゃない「Liekkion Isku
(The Revenge of Liekkio)」、邦題がかのTHE DOORSを彷彿させるが、多分何にも関係ない「Palovana
(Inner Fire)」といったように佳曲は盛りだくさん。しっとりしたフォーキー・バラード「Vesilahden
Verajilla (At The Gates of 11.Vesilahti) 」も悪くない。
全体的な印象としては前作よりもくどさ、しつこさが増した印象で、飽きやすさはさらに加速しているかも。それでも、独特の中毒性は健在だし、彼らの入門用としては前作に次いでお薦めである。
なーんてことを言ってみたりもしたが、1STだろうが、2NDだろうが一つでも好きなら全部好きになれるバンドなものだから私がわざわざ言わなくてもみんなわかっているわな。
2008.1.16 |
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