アルバム 個人的満足度
米国とメキシコの国境沿いに位置するエルパソで94年に結成された現MARS VOLTA、SPARTAのメンバーで構成されていたバンドのインディーズにリリースしたデビュー作。
意味深な表題、アートワークとともに神経質かつピリピリした青臭い緊迫感に満ちた音楽性である。
メタリックな要素も多少あるが、時にはポストロック特有のメロディやNYハードコアを髣髴させるラップ調のボーカルも飛び出す。
ハイトーンではかなげなボーカルは7secondsも彷彿。
その地域の人間にしかわかりえない、悲しみ、苦しみ、絶望、その刹那をそのまま焼き付けたかのような音源。
次回作がどうしても有名のようだが、優れた原石として評価できる。
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サウンドプロダクションの向上もあるだろうが、バンドの成長がかなり著しい。ラップ調のボーカルもスクリームも熱い、熱い。歌メロも美しい。
さらに円熟味も増してきた演奏陣だからこそできる高いレベルで揃えられた楽曲群に圧倒されてしまう。
劇的で難解なプログレ性を放つ音楽性は現在のMARS VOLTAにもつながるものを感じますが、このメンバーでしかなしえなかった奇跡であり、化学反応だったのでしょう。