| 2007年リリースの2NDフルレンス
病理学者ゴアグラインダーの溢れんばかりのCarcass愛をぶちまけたアルバム第2弾!なんと女性ベーシストであるミシェル・ヘイズが脱退し、後任に63歳!?のガイ・ラドクリフを迎える。
そして、今度のターゲットはあのCarcass傑作「NECROTICISM〜PESCANTING THE INSALUBRIOUS」だ!
リーダートラックを一聴した瞬間脳内をよぎりまくるCarcasのリフ、メロ、曲展開。
ただ、ボーカルはクリーンではないので、中心人物であるDr.モートン・フェアバンクスの最も好きなアルバムだという「SYMPHONIES
OF SICKNESS」の要素も強く、ちょうど2NDと3RDの中間をキープしているというのも頷ける。
デジャブの連続、連打、猛打。やっていることはCarcassそのものなのに、ジョークにしか過ぎないはずなのにどうしてこんなにインパクトがあるのだろうか。
Carcassは初期2枚を経て、リフがシャープかつソリッドになり、いわゆるMeagdeth化とも呼べる現象が進むがまさにそれ。
前作のぐちゃぐちゃゴアグラインドからよりデスメタルへと傾倒しており、メロディのわかりやすさと整合感がグンっとアップしたおかげで聴き易さは抜群に上昇している。
やや下手めなドラムもなんだか微笑ましくてなんだか楽しい。
「私たちはCarcassクローンと呼ばれると嬉しい」、「是非私たちを踏み台にしてCarcassを聴いて欲しい」なんていう徹底したCarcass愛主義がこれを単なるジョークで終わらせないスピリットってやつなんだろうな。
それにしても、Carcassの最も印象的なリフやフレーズを分解して、構築しなおすという曲作りの考え方がほんとに理系って感じがするよな(笑)。 |