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洋楽 フィンランド

デスメタル 

アーティスト

 AMORAL

1997年
 当時同じ学校に通っていたBen Varon(g)とJuhanna Karlsson(dr)が中心となり、フィンランド ヘルシンキで結成。
結成当時メンバー
 Ben Varon (lead guitar)
 Silver Ots (rhythm guitar)
 Niko Karlliojarvi (vocals)
 Juhana Karlsson (drums)
 Ville Sorvali(bass)
 結成当時はMETALLICA,PANTERA,SEPULTURA,IRON MAIDEN等のカヴァーをプレイしていたが、2000年よりオリジナルの作曲を始める。

2002年
 DEMO"OTHER FLESH" (Metamorphosis, Nothing Daunted, Other Flesh 3曲入)発表

2003年
 英国レーベルRage Of Achilles とレコード契約を結ぶ。
 フィンランド/ヘルシンキにあるSONIC PUMP STUDIOS
 AMORPHIS,THE RASMUS,STRATOVARIUS , LULLACRY等が使用する名門スタジオ)にて
 デビュー・アルバム”Wound Creations”レコーディング&ミキシング行う。

2004年
 オリジナル・メンバー Ville Sorvali(b)脱退。
 Erkki Sivennoinen (b)加入

 

フルレンス

     アルバム             個人的満足度               

 ウーンド・クリエイションズ

 Wound Creations

 

★★★★★★★★★

 Rage Of Achillesより2004年にリリースされたデビューアルバム

 フィンランドのイケメンテクニカルデスメタルバンドのデビュー作が本作。なになにバンド名は「道徳的な価値観に束縛されない"自由"を意味している。決して"不道徳"という意味ではないよ。」

 やかましいわ(笑)。なんだか軽いイメージの湧くバンドではあるが、その音楽性もやっぱり軽い。US産ブルータルデスとは距離を置いた作風である。

 音楽性自体は高度な演奏力を駆使したテクニカルデスラッシュ。基本的にテンポはゆったりだが、変拍子やプログレッシヴな曲展開はMEGADETHDEATHを彷彿させる。

 うーん、なんていうかこの時点ではそれ以上語ることはないような。テクニカルなデスラッシュ。それ以上でもそれ以下でもない感じ。普通の現代的デスメタル。

 大体からして曲が弱くない、これ?確かに各楽曲に見せ場だとか聴き所だとかそういうのはあるんだけど、曲がやや長尺なぶん、そこまでが長いし、ぶっちゃけだるい部分が多い。

 勢い先行なリーダートラックとかかっこいいとは思うが、中盤から後半にかけて印象に残る曲が少なすぎるのが難点。良く言えば難解、悪く言えば凡庸気味なんだよな。

 もう少し聴きこめば魅力も見えてくるかもしれないが、聴いてて疲れるタイプだからきついな。もう少しその高い演奏力が楽曲の良さに直結できれば良いのだが。

 なにはともあれイケメンパラダイス好きな婦女子は手を出してみてはいかが?確かに素材は良いんだよねー。

 2007.9.24

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 Decrowning

 

★★★★★★★★★★

 フィンランド/ハメーンリンナにあるSound Supreme Studio にてセカンド・アルバムのレコーディング&ミキシングを行う

 フィンランドのイケメンテクニカルデスメタルバンドと言えば...ってもういい加減しつこいか。本作は2005年にリリースされた2NDアルバムである。

 基本的な音楽性は...はい、前作と全く同じです。スラッシーなリフを刻みながら、随所にテクニカルなギターソロを盛り込んだテクニカルデスラッシュ。

 うーむ、困った。またしても語るところが少ないんだよな。前作と比べるとヴォーカルが頑張っているかな(笑)。相変わらず一流のデスボイスとは程遠いが、ケダモノじみた咆哮を聴かせている。

 ただ、そのヴォーカルの出番が少ないバンドでもある。曲は前作以上に長尺化し、ギターソロが多いもんだからヴォーカルパートは少なめ。よってインストものが苦手な小生には若干苦手な内容である。

 ひたすらテクニックのお披露目会のごとく展開される曲は冗長気味だし、スピード狂の身としてはミドルテンポばかりというのもきつい。

 そのようなマイナス部分を払拭するような優れたギターリフやキャッチーなメロがある訳でもないしなあ。そもそも中途半端にテクニカルで、中途半端にプログレ思考があるものだから楽曲そのものも中途半端なイメージが付きまとう。

 曲の質以上に「あーなんか違う」といった個人的好みから外れまくりなのだから、仕方が無いのかもしれない。しかし、「このバンドはすごい、やばい」という有無を言わさぬ説得力は最後まで感じることは出来なかった。とにかくぬるいのだ。

 聴き込み型という訳でもないのに、ほとんど耳の残らない各楽曲の弱さはどうしたもんかな。前評判ではキャッチーなデスメタルバンドと聞いていたのだが...。おっ、#7がちょっといいかなって思ったが、やはりもう一つ足りない。個人的にはラストトラックで見られるような叙情メロをもっと使ってみてはどうかなと思う。

 どうせならCRYPTOPSYNILE並に徹底的に、極端に、究極的に、高い演奏力を生かした楽曲を作るべきだとは思うのだが。そもそもまだ若いんだからこの時期にこんな落ち着いたアルバムは無いだろうに。

 この悪い倦怠感は最近のMEGADETHとも通ずるが、あちらと違ってまだまだ将来性があるし、是非頑張って欲しい。以前も言ったのだが、まだまだ素材は良いとは思っているのだから。

 2007.9.27

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 レプタイル・ライド

 

★★★★★★★★★★
 2006年5月 初来日を果たした彼らは、2006年8月 にサード・アルバム"Reptile Ride" を発表 する。

  初来日の時にはイケメン好きな婦女子を狂乱の渦に巻き込んだというご存知イケイケメンメンデスメタルバンドの3RDフルレンスがついにドロップ。面食いの婦女子の皆様は足早に買いに走ろう!

 なーんてふざけたことを思いつつまた買ってしまった、彼らのアルバムを。なんだかんだいって小生も彼らには期待しているんだよね。何度も言うようだが、素材は良いと思っているし。

 さて、内容のほうに触れると、その音楽性はまたしても前作の延長線上。終わりの無いマラソンのゴールを突っ切ってそのまま走り続けているかのようなテクニカルデスラッシュ。

 ただ、初期2枚と比べると非常にメロディが豊かになっていることがわかる。フィンランド産というか北欧者得意の叙情メロが多めにフューチュアされている分、キャッチーさやわかりやすさは大幅アップ。

 また、楽曲のテンポ、体感速度が若干アップしている為、バンドの勢いが大いに感じられるのも好印象。ここにきて高い演奏力というバンドの武器がようやく楽曲に機能し始めているのではないだろうか。

 メンバー全員がファンだというMOTREY CRUEなどLAメタルに通ずる、ライトなキャッチーさが表面化してきているということなのか。個人的にはこの方向性は嫌いではないし、この路線を徹底的に煮詰めていっても良いのではないかとも思う。

 それでも一聴して脳髄にガツンとくる強烈なキラーチューンはやはり不在。キャッチーなリフが光る#4ももう一練りなんだよなあ。演奏の方と相反して曲作りの方は案外不器用なのかもしれない。

 それと今まで我慢できていたヴォーカルの弱さもここに来て少し気になる。これで専任というのはちょっとまずいんではないだろうか。チルボドのアレキシなんて弾きながらあのイカレッぷりだからな。

 順当な成長を見せつつも、ここにきても地味な優等生デスメタルバンドというイメージが払拭できない。それがこのバンドの立ち位置と言ったらそれまでだが、もっと破天荒にやっても良いはず。落ち着くのは中堅どころになってからだ。

 それにしてもこのバンド、ジャケットのアートワークがいつもださいんだけど、その辺りもなんとかならないのだろうか?このC級スラッシュバンドみたいなアートワークはちょっと...。まあセカンドが一番ひどいと思うけどね。

 2007.9.28

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